空白だらけな箱

首だけ…

首 あのね…私…泣きたかった…


でも…誰もゆるしてくれなかったの…


御前に泣く資格はない


御前は悪魔だ


泣くんじゃない


そればっかり言われてきた…


だからね…私……泣かなかった


我慢して…我慢して…


我慢してたのに……


どうして……


私は首を切られちゃったのかな


何か悪いことした…?


もう…わかんないや…


そっか…私…知らないうちに


泣いてたんだ…


我慢できない涙の粒が…


瞳から…出てたんだ…


駄目だって言ってるのに


思ってるのに……


自業自得だね…


フフッ…馬鹿みたい…


頑張っても出来ないことって


あるんだよね…


無理して…


死ぬ思いしてまで…


頑張る必要なんてないんだよね


それなのに………


馬鹿みたいだね…


どうしたらいいのかな


私……悪魔だから…


死んだらどこに行くのかな


地獄かな…地獄にも行けないかな


どうなんだろう…


私はずっと…


生きてる時も…死んでからも…


……ずっと…独りなのかな……


もうなんでも良い…


疲れたよ…だって…


首だけになっちゃって……


それでも…色々考えてるし…


涙も止まらないし……


結局…こんな……


もっ……嫌…っ…


何で……?私がこんな……


こんな事にならなくちゃいけないの


何で…?どうして……


神様のせい…?だったら…


私は神を恨みます……


だって…私をこんなふうにしたのは


神なのでしょう…?


私に幸せを下さい……


体を下さい……


心をとって下さい…


涙を…止めて……


家族を下さい……


愛が……欲しい…


温もりが欲しい……


求めてはいけない事ですか?


…神までもが…私を……


見捨てられるのですね…


私には…もう……


頼る人がいない……誰か助けて…


お願い…お願い……


お願い…助けて…っ…





































































































































































































































































































































バラ フフフ……もう助けなんて求めない…求めた私が馬鹿だったの…人間なんて醜く汚い生き物に助けを求めてたなんて今思えば私も未熟だった……フフッ……そして…どうしてあの時人間達が私を嫌っていたのか…首を跳ねたのか…全部分かった…だから…人間を哀れんであげないとね……私の 血と涙 で……ゥフフ…… 蛙



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