空白だらけな箱

鳥



一羽の鳥

青い空を

元気いっぱい

羽ばたいてる

私も飛びたいな

あの鳥のように

青く、大きな空を

元気に、、

私にも

飛べるのかな?

ねぇ…一緒に飛んでみない?

気持ちよさそうだよね

羽をいっぱいに使って

体に風をうけながら

気流に上手く乗れるかな

大丈夫

上手く乗れる、私なら

見ていて、頑張るから

誰の力もかりずに

独りで飛べるんだって

独りでも大丈夫だって証明するから


ほら…飛べた、、、

凄いでしょう?

独りで飛べるんだよ?


ぁ。何かにぶつかった

痛い、身体が重い、苦しい

どうしたんだろう

瞼が重いよ…動けない…

死ぬのかな、、お父さんがいる

あれ?僕がヒナの時に死んじゃったんじゃ

あぁ、、そうか、、、

僕もお父さんの所に行くんだね

お父さんが一緒なら怖くない

そうだよね…?お父さん

行こう。

ぁ。身体が凄く軽い、痛くない

どうしてだろう?

羽を動かしてないのに空を飛んでる

何だか心地悪い…、、

自分の羽を使ってもう一度飛びたいな

風を切るように羽を動かして

風の中を泳ぐんだ

身体に風を浴びながら

太陽の光を浴びながら

もう出来ないのか、、、

あぁ、、もう一度だけ

もう一度だけあの感じを楽しみたい

お母さんは元気だろうか?

最近ほっときっぱなしだから

会いたいな、、お母さん

駄目なのかな、、お父さん

もっとちゃんと生きればよかった

悔いのないように、、、

羽の意味がない…

鳥である意味がない…

僕は何者なんだろう……


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