空白だらけな箱

あの人









もう遅いのかもしれない





この想いは届かない








逢いたくても逢えなくて











逢いにいける距離にいない








現実を突き付けられて






















その場に崩れた私から



























一滴の涙が・・・















零れる事はなかった











如何して?











そう問い掛けても

返ってくる言葉は何もなかった

ただ


ただ沈黙の中に


















私の姿があるだけ















これはきっと何かの夢だ

そんなはずない













そう思って居たあの頃













あの頃も涙は出なかった

一粒も













いくら怖いめにあっても

いくら怖い夢を見ても

涙は出ない















何故・・・?













その言葉ばかりが

頭の中で繰り返される














もういいよ















忘れさせて















あの人のことを

あの人との出来事を

あの人への思いを














無理なお願い

きっと無理















でも








もっと出来ないお願いがあるの

それはね・・・?
















・・・あの人に会わせて・・・













もう届かないのに

もう声は聞けないのに

あの温もりだけが残って

恋しくて仕方ないの













戻って来て欲しい














でも叶わない













意地悪ね













私は何時でもここに居るのに

頑張ってるのに













あの人は・・・・・・・・・・














私を置いて行ったの



















解ってる

そうしなければならなかった事ぐらい

でも・・・でも・・・













・・・悲しいよ・・・













もう手の届かない

もう温もりを感じられない













忘れられない













どうしよう















どうしよう
















・・・ねぇ・・・

・・・お願いだから・・・













・・・忘れさせてね・・?
















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