空白だらけな箱

貴女ト云ウ華




           (ミズ)
此ノ蕾ヲ咲カセル精ヲアゲヨウ...。


永い年月を掛けて蕾を付けた
咲く事の出来無い其の蕾を
僕が裂いて咲かせてあげよう

痛い痛いと泣いても
此れは貴女の為だから
僕を受け入れるまで
貴女は咲けないから…

形を何度も変えて貴女を愛するよ

その瞳が快楽に泪を流し始めたら
貴女の身体に幾重にも唇を重ねよう

蕾が華ヒラクまで精をあげ続けるよ

僕が朽ち果てる限界まで
貴女の為に。。。

「もう嫌、やめて」

髪を踊らせる貴女
妖美な姿が僕を魅了する

「もっと、もっと」と縋る様に。。。
桃色に染まらせた頬
ぷっくり腫れた唇から漏れる吐息
甘い韻に浸りながら僕は放心

蕾は真っ赤な華を咲かせ
蜜を滴らせる


モウ貴女ハ僕ノ虜
逃ゲラレナイ。。。


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