めだちゃん☆妊娠!?

休みの日に主人には内緒で(驚かそうと思って!)病院に行ってみた。
初の産婦人科!

初めてあの台に乗ったのだ。
靴下は脱ぐのか、履いたままなのか?
いろんな思いが入り混じり、ドキドキし、あんまり覚えてない…

すると、先生(←めちゃきれいな女医さん)が、
「子宮の中がだいぶん充実してきますね!
妊娠の可能性が高いです。」と笑顔で…

「うっそ~!」と笑みがこぼれた。
…のもつかの間。
切迫流産で自宅安静の指示が出てしまったのだ。
妊娠は予定してたけど、仕事を休まなければならないのは予定外!!
どうしよう!!
患者さんが待ってるのに…
絶対に仕事を休むわけには行かない。

主人に笑顔で妊娠を伝えるはずだったのに、
切迫流産と仕事を休まなければいけない話で
場は盛り上がるはずもなかった。
結局、休むことに。
はっぱ

次の日、主人に職場に連れて行ってもらい、仕事の引継ぎ…
職場のみんなに、患者さんに、申し訳なくて涙が出そうだった。
その上、上司から心無い言葉を浴びせかけられる。

どうやら、もう私は必要ないみたい…

うれしいはずなのに、悲しい。
妊娠なんてしなきゃ良かった。
赤ちゃん、おろそうか…

自宅安静の日々が始まった。
こんなにぼんやりした毎日を送るのって何年ぶりだろう?
意外とつらい。
考えるのは仕事のことばかり。
胸が苦しくなる。

そんな中での心の支えは、
やさしい主人と、定期的な診察。

お腹の中で私を励ますかのごとく、赤ちゃんは大きくなった。
最初は小さな米粒…
あっ心臓がピクピク動いてる!
かっ、かわいい♪

主人とお腹の赤ちゃんに名前をつけた。
『ジュニちゃん』
ジュニアのジュニちゃん。

お腹の中のジュニちゃんに癒され、
日に日に母親になる気持ちがかたくなっていった。
はっぱ
そんな最中のこと。
父から携帯電話に着信。

「今日仕事か?何時に終わる?」
実家と職場が近かったので、
時々、父はこうして私の帰る時間に差し入れを持ってくるのだ。

実は、余計な心配をかけまいと、
妊娠のことも、仕事を休んでることも話してなかったのだ。

やばい…

とっさの嘘も思いつかず、
本当のことを話してしまった。

父は話半分しか聞かず、
すでにうれしそう(^∀^)

早速、次の日にカニが家に届けられた。(笑)

そうこうしている間に
ジュニちゃんはお腹の中ですくすく育ち、
自宅安静も解けた。

また、仕事が始まった。
上司は相変わらずだ。
でも、大丈夫!
私が変わった。



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