Roll

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Love again Love


相手から好意がもたれていれば
こちら側はそれに対して応えるだけでいい訳だから
俺としては別に一方的な愛情を持っているだけでも
結婚は可能だと思うんだよね。
で、その愛情なんてのは
「浮気しない」程度であればどうでもいいわけだよ。
それ以上に点数は加算されないわけで。
一定数までは上がり続けるけど、
俺の中では一定数を超えたらもうポイントは上がらないんだよね。
そこでプラスとなるのが料理やら掃除やら裁縫やらっていう面なんだけど
そんなことはどちらか一方が出来ればいいだろと思うんだよな。

俺としては、この明晰な頭脳を持つDNAを
ここで切らしたくないってことだけが
結婚の理由に足るものだと思ってるから
相手の容姿がそれなり以上なら
拒否する気なんて無いし。

っていうか、世界に誰も自分のことを知っている人がいないっていうのが
俺は怖いだけなんだよな

ここまで結婚と子孫繁殖の話。


それじゃ、スキって部分に話をもっていこうと思うけど、

俺は人を好きになったことも信頼したこともない。

好きっていうのはつまり、その人に依存することであって
信頼もそれと似たようなものだと僕は解釈してる。
憧れや尊敬と好きを混同するのも、それはまたそれで間違ってないと思う。
っていうか、好き好きじゃないとかそういうことを語るには
その「好き」という言葉の定義を明確に表さなければならないんだけど
それは不可能に等しいから俺はそんな無駄なことをする気はないね。

で、上記の点で見ると、俺は人に依存したことはない。
例えば、俺の組でみると
俺の組は幾つかのグループに別れていて、
そこにある程度存在をぶち込むことは造作もないことだと思う。
で、その時に俺はどこに入るの、って話になる。
特に依存してるグループがないから、
「こことこことここらへんかな」っていう事態になるわけだ。
そりゃ、強いて入れてみろって言えば
「オタクグループ」みたいな所にぶち込まれると思うけど
そこが俺にとってのもっとも依存すべきグループかって言われると、
そうでもない、ってことになるわけだ。
それから、1対1の面で見てみても、
俺は総合的に見た時に誰かの一番になったことはない。
その分誰とでも話せるけど、
誰からも悩みを相談されるような立場になることはできないんだ。

でも、それは逆に言えば、
誰かに裏切られる事に因って
俺が深く悲しむことは無い、ってことになる。
依存性が低く、広いから
その依存する対象が消えたところで、
他のところで十分賄えるわけだ。
というか、もともと依存する必要性を俺は感じていないしね。

まあ、そう言って、俺は自分が人を好きになれないことに対して
異常な程までに歪んだ解釈を加えて
自分をとにかく正当化しようとしてる。
正当化というとおかしいかな。
自分の考えも間違いではないということを証明したいんだ。
でも、俺がなりたいのは「博愛主義者」。
それになれないことから、俺は逃げてる。
それは解ってるんだよな。

多分、俺がバカみたいに愛情を注ぐのは、
好きになれないことの裏返しだと思うんだ。
好きになろう、好きになろうとするけど
それは心奥まで達しないし、
表面上から動こうとしない。
だから愛情を傾けるけど、
頑迷な程に固くなったそれは、
もう動かないんだと諦めてる気がする。
誰かに助けて欲しいね。
愛情を注いで欲しい。
心底から愛情を注ぎたい。

そう言って半端な愛情をみんなに注いで、
そうして得られるのは腐り切った醜聞だけ。
好きを知らずに人を愛そうとして
愛せるわけがないのはわかっているはずなのに、
スキを知ろうとして愛を注いで、
愛せなくて、だからスキを知ろうとしてる。
最悪の循環。
どうしようもないんだよな。

当然、俺だって人の温もりは欲しい。
人を愛することを知らない分、人一倍その欲望は強いかもしれない。
信じたくて、でも信じられない。どうすれば信じられるのかも解らない。
一途に好きでいられる人が羨ましいけど、それに追随は出来ない。
誰かに教えて欲しいね。教えられる人が、いるっていうなら。

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