『リストカット3』

『リストカット3』



カチカチッ…
今日も学校で色々あった。
友達との事で色々・・・。
そして、気付いたときにはまた切ってしまっていた…。
もう何がなんだかよく分からない…。
「切ろう」そう思うんじゃなくて何故か切ってしまうんだ…。
『自分』が分からなくなる…。
痛いし楽しくなんかない。
それなのに何故か「切りたい。」そう思ってしまう…。

ある日、いつもは袖で隠していたのに
懇談で母と近くに座った時ばれてしまった…。
話していると傷が見えたのか、急に袖を上げられた。
その時は学校だったから母は何も聞かなかった…。
けれど帰って私と母は話をした…。
「これどうしたの?」そう聞かれた。
いつもなら「ああ、これ?猫にひっかかれたんよ☆」
そう言ってごまかすけれど今回はそんな数じゃなかった…。
「・・・・・・。」
私が答えに困っていると、母は尋ねてきた。
「自分でやったの?」って。
本当は答えたくなかった…。
けれど母は本当に心配そうな顔をしていた…。
だから私は答えることにした。
学校のことでずっと悩んでいたこと。
それで悩んで悩んで…そして自分で切ったことを…
すると母は動揺していた…。
その時はそれ以上何も言われなかった…。

その後日二人で出かけた。
その時に車の中でこの前の話の続きをした。
「何でこんなことするまで黙ってたの・・・?
ごめんね…、今まで気付いてあげれなくて…。
ずっと一人で悩んでたんだね……。
自分の子供は大丈夫だろう。そう思ってたから…。
もっとちゃんと見てあげなきゃいけないよね…。
ごめんね……。」
こう言って抱きしめられた…。
「うっとうしい。こんな事本当は思ってないくせに…」
そう思ったけれど少し悲しかった…。


☆★コメント★☆
これで元から書いてたのは終わりです★
また、最近のことを付け足していくかもしれないけど…。
今でもまだリスカをしそうになる時があるから…。
もしよかったらまた書いたときはぜひ読んでください☆
これは全部実話です…。


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: