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Neko月@ Re:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) 深い。 面白い。 はまる。 読む。 サ…
shiba_moto @ Re[1]:土橋真二郎 『ツァラトゥストラへの階段3』(09/12) しばたさんへ コメントありがとうござい…
2004.08.06
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カテゴリ: 感想

すべての雲は銀の 』を取り上げます。

 村山作品はかなりの数読んできたけれど、心に傷を持つ人々が数多く登場します。本作の主人公である祐介もその代表で、彼は彼女と兄、家族という頼れる人を1度に失ってしまいます。そんな祐介が信州の宿で暮らしながら、さまざまな人々に出会い、悩み、やがて1つの結論にいたるまでの物語です。こう書いてしまうと平凡なストーリーに見えるかもしれませんが、その結論を導き出すまでに祐介はそれぞれが持つ傷に心を痛め、我が事のようにいっしょに悩み、そして成長していきます。それは、きっと彼が結論を出す上で必要不可欠な過程だったのでしょう。

 村山さんの作品は多少重いテーマを扱っても、それを苦にすることなく読み進められる気がします。それはきっと、登場人物に感情移入しやすいからではないでしょうか。

すべての雲は銀の…(上) ( 著者: 村山由佳 | 出版社: 講談社 )
すべての雲は銀の…(下) ( 著者: 村山由佳 | 出版社: 講談社 )






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Last updated  2004.08.06 23:40:11 コメントを書く


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