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Neko月@ Re:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) 深い。 面白い。 はまる。 読む。 サ…
shiba_moto @ Re[1]:土橋真二郎 『ツァラトゥストラへの階段3』(09/12) しばたさんへ コメントありがとうござい…
2008.08.21
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カテゴリ: 感想
 イベント続きの二学期。初めての単独ライブを前にナオたちはうたい、走る。そんな折に来日したヴァイオリニストのユーリは、かつて真冬と演奏旅行をともにしたこともある美少年で、しかも真冬のギターの師でもあった。文化祭でのライブを間近に控え動揺するナオ・・・

 合唱コンクール、体育祭、文化祭と盛りだくさんの二学期。流れこそ連続しているものの、それぞれがそれぞれのおもしろさを持っています。ひとつひとつのイベントに1冊を費やしてもおかしくないほど。かなり充実しています。

 とにかくナオがあきれるほどに鈍感ですね。普通ならばもっと早くに気付いているでしょうに。これだけ真冬や千晶がほのめかし、ユーリが問いを投げかけているのですから。いや、真冬の気持ちに気付きながらも、自分の気持ちをただひたすら真っ直ぐに言葉にし、行動で表現するユーリのほうが普通じゃないのかも。いいキャラですけどね。
 対して、口下手ながらも一生懸命に気持ちを伝えようとしたり、あるいは躊躇したりする真冬。でもそのひとことひとことが妙に印象的だったりします。

「困るの! もっとしっかりしてくれないと! あなたは、わたしの――」(P127より)

 このあとに続く言葉はなんだったのか? どうぞ最後まで読んでください。
 一方、ナオにはすっかり放っておかれた状態の千晶が不憫でなりません。こんなに言葉を尽くしているのに。本当に距離が近すぎるゆえの悲劇です。

 楽しませてくれる音楽もの、青春ものだったのですが、ただ最後の切り方はちょっと残念。これはこれできれいに終わっていますが、何かもうひとつふたつあってもよさそうな感じです。それを期待してしまっただけに。

関連作:『 さよならピアノソナタ 』『 さよならピアノソナタ2 』
2008年8月14日読了





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Last updated  2008.08.21 19:37:18 コメントを書く


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