積んどく? 読んどく?

PR

×

Profile

shiba_moto

shiba_moto

Calendar

Favorite Blog

うたたね通信社 ~… 山村まひろさん
Hard-boiled or soft… クロフネ9627さん
片手に吊革・片手に… もりのゆきさん
yanyanの日記 ya226さん
あたまのなか 三日ぼうず3さん

Comments

shiba_moto @ Re:???(05/08) 通りすがりさん >氷室さんは永眠なされ…
通りすがり@ ??? 氷室さんは永眠なされてます。
shiba_moto @ Re[1]:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) Neko月さん、こんにちは。コメントありが…
Neko月@ Re:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) 深い。 面白い。 はまる。 読む。 サ…
shiba_moto @ Re[1]:土橋真二郎 『ツァラトゥストラへの階段3』(09/12) しばたさんへ コメントありがとうござい…
2008.11.18
XML
カテゴリ: 感想
 コンピュータの天才である玖渚友の付き添いとして鴉の濡れ羽島を訪れた「ぼく」こといーちゃん。その絶海の孤島を所有する赤神財閥の令嬢イリアは、同年代の女性の天才ばかりを招いていた。絵画、占術、料理などなど。だが、邸の中で首切り死体が見つかったことで、犯人捜しが始まった・・・

 ついに戯言シリーズを読み始めてしまいました。正直なところ、登場人物の名前がイヤで読まなかったんですよ。リアリティがなくて。こういったネーミングセンスはなかなか受け入れがたく、このシリーズを今の今まで手に取らなかったのです。
 でも、ひとたび読み出すとこれが確かにおもしろい。思う存分、振り回してもらいました。いーちゃん同様、作者の掌の上といった感じです。
 読み始めてすぐは、『 すべてがFになる 』を読んだ時と同じような感覚がしました。孤島とか天才とかいう道具立てに共通項を見出した気がします。そして何より作り物めいているところでしょうか。そういえばあちらも結構風変りなネーミングセンスでしたね。

 ミステリとしてはオーソドックスで古典的な構成でしょうか。絶海の孤島という限られた空間、狭い人間関係、そして密室での連続殺人もの。やや強引な気もしますが、真相にたどり着くまでの仕掛けは見事。フーダニットだけでなく、ハウダニット、ホワイダニットがうまく絡められています。
 一方、特徴的なのはライトノベル的というか、特異なキャラクターが強く押し出されていること。ネーミングはもちろんのこと、言葉遣いや行動、天才という扱いなどなど。竹さんのイラストもあって、相乗効果を生み出しています。
 もっとも、天才の描写が天才のように見えないのは残念。これが難しいのは周知の事実ですが。

 この一冊を読む限りでは、本格ミステリとライトノベルを読む人にならオススメできるシリーズでしょう。今年集中的に文庫化されているので、僕も読み進めたいと思います。
2008年11月13日読了





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.11.18 19:52:38 コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: