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あのころのことは忘れたい。忘れたのに・・・。
ときどき夢にでてくる、あの日の記憶。
待って、と叫びたくなる。 目を開けると、ただ一人。
叫んでも無駄、そんなことわかっている。でも・・・。
私は生きていてあの人は死んでいて、私がいるところにあの人はもういない。 ときどき死にたくなる。
でも、死なない。  どうして?  あの日レゴラス・・・。

「みんなの分も・・・私の分も生きろ、斗樹!」

と云われたから。
そう云って彼は・・・私に愛しいあの人は、自分を刺して死んだ。
こんなにも鮮明にのこっている。

今から一年前・・・。   私たちのクラスは・・・。BR法に選ばれてしまった。 選らばれたくなかった。  ニュースでもやっていた。
正直、選ばれるなんて思っていなかった。
だって、彼奴らは、家族の命を奪い______。

愛しいあの人の命まで____________。


クラスは9人で、私・・とレゴラス、アラゴルン、サム、ピピン、メリー、フロド、ゴラム、ガンダルフだ(一人は留年だ)。

私とレゴラスは付き合っていた。

私は1番最初に外へ出た。   隠れよう。
近くの茂みに隠れた。  自然に涙が出てくる。
何分たったろうか・・。 近くで草を踏む音がする。
レゴラス・・?  見つけてほしかった。  あの人になら殺されてもいい・・・。
そいつは姿を見せた。
「ゴ・・・ゴラム・・?!」
信じられなかった。  よりにもよってコイツなんて。

「やっと見つけたよ、イトシイシト。早速殺してやるよ、イトシイシト」
「ぎゃー。」

目をつぶった。・・だが、殺そうとしない。
「・・・?」
目を開けるとそこにいたのは・・・。
「レゴラス?」
其処には倒れているゴラムと、息を切らして弓を抱えているレゴラスの姿。

目から生暖かいものが流れた。ぁぁー・・。まだ泣けるのか?

「斗樹、大丈夫か?一緒に逃げよう。」
「・・・うんっ」


「私たちは近くの気の影でやすんだ。

≪タダイマノ死亡者・・・。ゴラム、メリー、ピピン。アト6人≫

放送が入る。メリーとピピン?何故に?
「メリー・・・ピピン・・・・?」
「彼らは、崖から飛び降りたよ。よっぽど、この[GAME]がいやだったんだな。私も嫌だが。」
メリーとピピンが正しいのかなんてわかんないけど、ゲームが苦痛になったのだろう。

「ひゅん・・・・・・・ザクッ」
短刀が樹の幹に刺さっている。振り返ると
「アラゴルン?!」

レゴラスは罠をはりにいっていて、いない。
武器は、鞄のところ?!ヤバイかも・・・?
「悪いな・・・斗樹・・・優勝は・・・ 俺だ!! 」

「ぐはっ」
アラゴルンが倒れた。後ろにいたのは・・・やっぱりレゴラス。
「武器を持っていろ、斗樹」
「うん。」

■□■□■

「ん?レゴラスじゃないか。」
「ガンダルフ。1人でいらしたのですか。」
「はは。仲間になってくれんかの?」
「はぁ。」
「?!」
レゴラスには見えていないだろう。ガンダルフは・・・。レゴラスを・・・

殺そうとしている?!

「レゴラス!伏せて!!!!!!」

ドッキューン (←銃

「ぐはっっ」
ガンダルフが倒れる。
「大丈夫?」
「私は・・・大丈夫だが・・・今・・・・何をした?」
{状況がつかめないレゴラス!!!!}(←ナレーション?

「銃で撃ったんだよ・・・・。
「そうか・・・助けてくれてありがとう。」
「うーん。いいの。」

≪残り、4人   生存者フロド、サム、斗樹、レゴラス≫

「4人か・・・」
「斗樹。静かにしろ。誰かきた」
「?・・・ぇ」


「フロドの旦那ぁ~。アノ2人いませんよ。」
「わかってる、サム。僕が優勝者だ。そのためには皆に死んでもらわないと」
「オラもですか・・・?」
「ぁぁ、そうだ」
「?!酷いですだ~~~~。オラ・・・」
「五月蝿いぞ、サム」

「 バッコーン (←銃」

「はぅっ・・・」
フロドがサムを撃った・・?

「残りの2人を殺せば・・・」

「 パシュン (←弓」

「ひぇ~~~っ」
フロドが倒れる。同時に赤いサラッとした物体がフロドから流れ出る。
「レゴラス。」
「アトは私たちだけだ。だが一人しか生き残れない。」
【愛しい人を殺されるのなら貴方は如何する____?】
今は亡き母の言葉。その答えは___
「レゴラス、私が死ぬ。私レゴラスのこと 好きだから死んでほしくない 。」
「斗樹・・?」「だから、私が・・・」
「斗樹。・・・其れは私も一緒だ。だが私はエルフだ。私はもう大分生きている。斗樹・・君は人間だ。マダ少ししか生きていない。私は君に生きていてほしい。」
「レゴラス?!」
「私が死ぬ。    約束してほしい。」
「何・・・・?」
「此処で死んだ皆の分も私の分も生きろ、斗樹」
「レゴ・・・ラス?」
「わかったか?」
「うん・・・」
「頑張って」
そう云ってレゴラスは自分を刺した。
「レゴラス?????!!!!!」
抱くと手に赤くサラっとした液体が付着する。

《優勝者、斗樹》

TVカメラや報道陣の前を通り過ぎる。
終わった・・・終わったよ、レゴラス。

夢であってくれればいいのに。
でも夢じゃない。
レゴラスはもう何処にもいない。
悲しむことができない。涙が出ない。泣きたくても泣けない。

________死にたい。
こんなところで一人、生きていてもしょうがない。
でも、生きなければ。



________________................そして、今、生きている。
普通に?他の人が見れば普通だろう・・・・・。でも、ふつうではない。
私の心はアノ日・・・打ち砕かれて元に戻らない。

死のうか。どうせ生きていても、友達もいない。
レゴラス、ごめん。

「ワタシハ生キレナイ。コンナ寂シイノ、モウ嫌ダ」
私は刺した。傍にあったカッターで。何処を?わかんない。とにかく、刺したんだ。

意識が消えていく。私、死ぬんだ。
最後に浮かぶレゴラスの顔。

約束、守れなかった。

「・・・・ごめ・・・ん・・・ね・・・レゴ・・・ラ・・・ス」

   斗樹の最後の言葉   だった。


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アトガキ
いちぉ、斗樹の誕生日プレです。
亜鶴にも手伝ってもらいました。
一言、お願いします。
「・゚・(ノД`)・゚・。 うえええん。」

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