3月26日「大東京ツアー～リコ＆Ｓちゃんの旅日記～」（続編）

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2005年03月08日

3月26日「大東京ツアー～リコ＆Ｓちゃんの旅日記～」（続編）

(12)

カテゴリ：旅行

グリン○ース上野店を求めて歩くコト30分以上…
どこにもそれらしきお店ないよ。(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ
気がつけば上野駅とは程遠く離れ、御徒町の方まで来てしまった。
歩けば歩く程、それらしき場所からどんどん離れ、
また同じ所に戻って来て、ウロウロウロウロ…それもそのはず。
「こっちの方じゃないかね？」
「ここら辺で左曲がってみるか」
だって、すんげー適当だモン。（笑）
「そっち行ってみない？」
「なんか思い出した！？」
「ううん、ただの勘」
頼るのは己の勘のみ。（ダメだ、こりゃ）
ここで野生の勘を働かせないでどうする！（いや、一生見つからないと思う）
しかしさすがに歩き歩き疲れたのか、だんだん元気がなくなってきた。
なんで豆探すためにこんなに歩かないといけないんだ！（豆かよ）
腰痛い、喉渇いた、座りたいよう…
リコの顔色の変化に世界最速で気づくＳちゃんが（当社比）、
「どうした？大丈夫か？」
足を止め、気にかけてくれた。
「リコ疲れてきたよ」
「ゴメンな…俺もうろ覚えで」
「スタバ行って休みたい！」
「あ？スタバは上野駅の方だでこっちにないよ」
「スタバの泡のってる飲み物飲みたい！」
「今そんなわがまま言ってる場合じゃないに」
スタバの泡のったヤツー！　ヽ(`Д´)ノ
リコのわがまま警報機、発動。（笑）
その警報機に気づいたＳちゃんが、
見兼ねて会社の先輩のＫ氏に電話をかけた。
「Ｋちん、悪いけど上野のグリン○ースどこにあるか調べてくれん？
　今そこら中歩き回ってるけど見つからんだよ。
　リコがブーブー言い出したモンでかなり危険！泡が何とかとか言い始めたよ!!」
Ｋ氏はすぐに調べてその場所を電話口で教えてくれたのだけれど、
まずリコたちのいる場所がどこなのかうまく説明できず（何たって北がどっちなのかすらわからんよ）、
随分と手間取り、ようやく目的地にたどり着いたのは午後２時を過ぎてのコトだった。
こんな上野公園の近くの死角にあるんじゃ、見つかるワケないよ!!
たかだがスロ屋さんひとつ見つけるのに１時間。（汗）
恐るべし花の都大東京。

まだゴールドＸしか打っていないというのにすでにヘトヘトになってるリコたちは、
ようやく店内へ。
いきなりアステカを発見！うわ～ゲッターマウスとかあるよ、オイ！
６のつく日だからか、大花火と百景に６が入ってるとか書いてあるし！
一瞬にして疲れは吹き飛び、２人で大騒ぎ。
Ｓちゃんはアステカの島へ、リコは大花の島へと二手に分かれた。
そして１番左角の空き台を選んだワケなんだけれども…
ド狭い！狭すぎる！
隣の人、近ッ！
これが大都会のスロ屋さんなのか！？
隣の人との距離が恐ろしく近い上に、めっちゃ狭いよ。('A`)
何とか椅子に腰かけ打ち始めたものの…ものすごく落ち着かない。（汗）
だいたい台と台の間の距離が、Ｓ店と比べたら３分の１くらい短いに！？
おまけに後ろを振り向けば手の届く場所に、背中側の島で打ってるお客さんがいる。
Ｓ店だと、おしぼり使わないと後ろにいる人呼べないよ！（どないやねん）
あまりにもキョロキョロしながら打っていたら、
いきなり赤ドンでリプレイが揃って、かぎやが点灯した。（爆）
イヤーン、恥ずかしい！
左隣でクラコンをマニアックに打ってるお兄さんの視線を感じながらＢＩＧ。
慣れない場所でさらに緊張したのか、ビタはずしを失敗して残り20Ｇでジャックイン！
イヤーン、恥ずかしい！
引き続き、お兄さんの視線を感じるリコ。
さっきからどこ見てんのよー！（青木さやか風）
…と、思い切ってお兄さんの目を見てみたら。
リコじゃなくて、リコの頭上斜め上にあるテレビを見てるだけだった。
春の高校野球見てたのか！　(･∀･)ﾒﾝﾎﾞｸﾈｰ
都会はこんな所にテレビが置いてあるのか！
ＳちゃんもアステカですぐにＢＩＧを引き、ＣＴにも入ったらしくご機嫌。
初ＢＩＧ後150Ｇ程回したところで、ビッ確目。
２回めのＢＩＧは何とかビタはずしが決まったよ。（ホッ）

しかし、すでに大花と百景の島では６らしき台が浮き彫りになっていた。
空くのを待っていようかと思ったものの、
都会はそんなに甘くないと察したリコは、７枚交換と知りつつも500枚のコインを交換し、
Ｓちゃんのいるアステカの島へ。やっぱりひとりじゃ心細いよ。
それにしてもアステカ超なつかしい！
大興奮で打ち始めたはイイものの、その勢いでそのまま何なく１万ストレート。
おまけに、入ったらリーチ目を楽しもうと企んでいたのに、
１万打ったところでいきなり７が揃ってしまった。（ガーン）
気を取り直して、何年ぶりかのＣＴ突入に期待。ヽ(･∀･)/
隣のＳちゃんに見守られながら、久しぶりに見るあのＢＩＧ後のルーレットだいッ！
ところがまだルーレット中だと言うのに、Ｓちゃんが「オォ、入ったぞ！」と笑顔になった。
こうして実に４年ぶりのＣＴ消化スタート!!（感動）
「最初はデカチリ狙うじゃんね！」
まだリコが大花火ばっか打ってた頃、
撤去寸前のアステカを突然おにいたちが打ち始めて、
リコも教えてもらいながら一緒にワイワイやったっけ。
ところが…
思い出に浸りながらデカチリを狙うコト５Ｇめ、
「シーーン」
デカチリを狙ったはずが止まらず、
３つめのボタンを離した瞬間、まだ鳴り出したばかりのあのＣＴの音楽（懐メロ）が止まった。
「なんだ？」
目が点になったリコの横でＳちゃんが爆笑してる。
「ＣＴ連チャンだよ、リコ」
「エーー！もう入っただ！？まだリコ、デカチリ５回くらいしか狙ってないに！」
あったあった、こんなコトよくあったわ！（笑）
しかもさ、そのＢＩＧでＣＴ入らないじゃんね。（すんげーありがち）
…って笑ってたら、ホントにＣＴ入らねぇじゃんかよ！　ヽ(`Д´)ノ

その後リコはちょこちょこＢＩＧを引き、
その内１回だけＣＴ入って、今度は最後まで取りきるコトができた。
フ～、最後までやれてよかったー（なんか間違ってるだろソレ！）
アステカでハマったＳちゃんはサンダーへ逃げ、
その間もリコは延々アステカでタコ粘りしてたんだけど…
最後の最後に怒涛の900Ｇハマリ。（泣）
そう言えば大花と百景の６はどうなった！？と見に行ったら、やっぱ全然人変わってない。
６でもちょっとハマり出した途端やめてしまうお客さんがいるのは、
どうやら田舎だけらしい。
結局リコたちはコテンパにやられてグリン○ースを後に。
現在…リコは５万投資の７千円回収、Ｓちゃんは４万投資の回収０。（チーン）
「今日負けるワケにいかんに！」
やっぱ都会はキツイで今日はこの辺に…というリコの口を遮って、
Ｓちゃんはまだやる気満々だよ。
結局その後、最初にゴールドＸを打ったＰ店に戻って、
そこで大繁盛本舗という台を見つけて打ったんだけど…
これがホントにワケわかんない台なんだけど、なんかおもしろかった！
声のない演出で何だか独特な雰囲気をかもしだしてて、
何が熱くて何が熱くないのかも全然わからんのに、
なんか引き込まれるようにして打ってしまう台なのよ。（打てばわかる）
２人ともこの台でＢＩＧを数回引いたものの、結局最後は全部飲まれ…
夜８時半、スロ＠大東京…撃沈にて終了。
２人とも仲良く５万ずつ負けて、合計10万マイナス。
こりゃまいった！
リコの財布にもう８千円しかない！
Ｓちゃんも財布に残り１万しかナイらしく、
「明日お金下ろすまでこの18000円で何とかしないとな」とポツリ。
つД`)・ﾟ･｡･ﾟﾟ･*:.｡
残りのお金を握り締め、夕ご飯を食べる場所を探し歩き、
「手作りハンバーグ」の看板に惹かれて入った「ジョー○Ｖ」というお店。
店内に入ったら、お客さんはほとんどいないし、
薄暗い部屋に、天井にはシャンデリア、各席にソファと低いテーブル。
どう考えても昔スナックだったお店そのまま使ってるだろ！？とツッコミたくなる造り。（汗）
おかげでハンバーグを食べるのにも、スナック風の低いテーブルで前かがみになってパクパク。
帰る時お店の奥からイカツイ外国人が出てきたらどうしようとか思っちゃったよ。
まぁお金巻き上げられたとしても、
ご飯代差し引いたら２人合わせて財布に15000円しか残りませんが。(･∀･)ﾃﾍ

ご飯を食べ終えたリコたちは、
「どうせ閉店まで打つだろうしチェックインは11時頃」と言って予約しておいたホテルへ向かうコトに。
閉店まで打つどころかもうボロボロだよ…
２人口を揃えて言えるコトは「大東京で勝つのは厳しい！」の一言。
イイ台打ってる人はやめる気配ナイし、等価じゃないと台移動やヤメるのにも悩んじゃうし、
ストックは消されてるっぽいし、６はあんまりなさそうだし、
お店はいまいちどこにあるかわからんし、換金所なんか尚更どこにあるかわからんし…（それはリコたちだけか）
どれだけリコたちが田舎のぬるま湯の中にいるかを痛感した。
そりゃＳちゃんもあまりの疲れでホテルで踊り出すよ。（壊）
踊る男

まだ時刻は９時過ぎ。
もしアパートなら今頃プレステの吉宗でも打ってジャキンジャキンやってるだろうけど、
一体何して過ごせばイイのかね！？
「俺さっき通りかかったファーストキッチンのポテト食いたい！」
「リコも食べたい！」
「それ買って、ちとブラブラしてみるか」
「うん！」
ホテル代を支払った後に残った残金２千円を握り締め、
２人はホテルを飛び出した。（爆）
しかし…
夜の上野をブラブラしている内に、ある理由でリコが突然すね始める。
「そんなコトでしょぼくれるなよ～！ほら、ポテト買って帰ろうぜ」
「リコ、ポテトいらない」
リコのその言葉に、いつもなら「またわがまま出た」と笑うＳちゃんが突然猛烈に怒り出した!!
「わかったよ、じゃあもう帰るぞ！」
「なんで？Ｓちゃんポテト食べるんでしょ？」
「もういらねーよ！」
「いいよ、買ってこうよ」
「お前がいらないってさっき言ったんだろ！」
ヽ(`Д´)ノ　ヽ(`Д´)ノ
突然ファーストキッチンの前で始まったケンカ。（原因：ポテト）（笑）
まぁここでどう考えても悪いのは「ポテトいらない」なんて言ったリコなんだけど、
それに対して猛烈に怒ったＳちゃんにリコは泣き出しそうに。
「なんでそんな怒るの？もうイイ！」
そう言って、ひとり踵を返し別の方向へと走り出した。
もうイイ！リコやっぱ帰る！
…ん？帰るってどこに？
しまった、ここは大東京の夜の街だった！
ﾔﾍﾞ━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!
リコ、道全然わかんねー！
しかも財布に２千円しかねー！
走り出したはイイものの、すぐに我に返るリコ。
お願い！Ｓちゃんがリコを追いかけてくれてますように！（ありがち）
本当はそう願いながらある程度走ったところで横断歩道の前で足を止めた瞬間、
「オイ！」とＳちゃんが後ろからリコの腕をつかんだ。
「やめてや、離して！」
「もう怒ってないでリコも怒るな！」
「リコだって怒っちゃいんわ！」
方言丸出しで横断歩道の前にてまたケンカ。（原因：怒ってるか否か）
普段お互い本音言い合ってる割にはほとんどケンカなんてしないのに、
２人とも疲れてたのかな？１日中、慣れない人口に圧倒されて。（笑）
それでも１分後には仲直りして、仲良くポテトを買いに。(･∀･)ﾃﾍ
Ｓちゃん追いかけて来てくれてホント良かったよ、
あのままひとりで徨ってたら、絶対発砲事件とかに巻き込まれてたに。（都会の勝手なイメージ）
それにしてもファーストキッチンのポテト、ウマイ！
ホテルに戻ってそれ食べながらテレビでやってたホワイトアウト見てるうちに、
２人ともいつの間にか寝ちゃってました。
花の都大東京ツアー１日め、終了。

＜つづく＞

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