【♪山を越え～谷を越え～栃木の町へやってきたスペシャル】（続編）

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2005年06月23日

【♪山を越え～谷を越え～栃木の町へやってきたスペシャル】（続編）

(10)

カテゴリ：旅行

栃木県で開かれる友達Ｙちゃんの結婚式に出席するため、
プチ旅行も兼ねて、Ｓちゃんと一緒に車で繰り出してきたリコ。
途中道に迷ってケンカをしだすアクシデントもあったものの、
無事予定してた親戚のおばちゃんの家に寄るコトができ、
その後はＳちゃんがかつて通っていた大学を見学させてもらってご機嫌！
大満足で埼玉を出たリコたちはようやく午後６時過ぎ、
明日式のある栃木県小山市へと入り、ホテルにチェックイン。
「夜の栃木に勝負しに行くぞッ！」とＳちゃんが言い出したコトをきっかけに街に繰り出したリコたちは、
前々からリコが打ちたがっていたハットリ君のあるお店を探し、
ようやくパーラーエリザベス小山店で早速ハットリ君を打つ運びとなった。

ドキドキしながら千円札を入れ、早速打ち始める２人。
「うわ～ハットリ君だ…カワイイ！」
「オイ、これリール見にくくねーか！？」
戸惑いながら打ち始めると、Ｓちゃんが早々に聞いてきた。
「…で、これは何機なんだ？どういう台なの？」
「エ？ハットリ君だよ」
**ヽ(･∀･) ｼｭｯｼｭ
「そりゃわかってるわ！解析は？仕組みとかは？」
「そんなん知らんに」
「ハッ！？知らんだ！？だってあれだけ打ちたい打ちたい言ってたじゃんか、お前～」
「リコはただハットリ君が好きだモンで打ちたかっただけだに」
全く無知なリコにあきれるの通り越えて爆笑してるＳちゃん、
そのＳちゃんの台、打ち始めてすぐにいきなり「忍忍チャンス」とかいうランプが光りだした。
「何コレ？」
「あー！ハットリ君、ビルの壁歩いてる！」
「なんだいね？」
「何かね？」
(･∀･(･∀･｀) ???
全くハットリ君について知らないリコたちはオドオドしながらその忍忍チャンスとやらを見ていたのだけれど、
何も入らずに終わってしまい、吉宗で言う高確率演出みたいなモン…という話で落ち着いた。（落ち着くな！）
…と、そこでリコの台の液晶になぜかいきなり「ボーナス確定」の文字が！（爆）
「なんだこれ！？」
その前のゲームで２回連続で巻物が揃ったから、そのせい…か？（聞くな！）
結局それがオバケだったんだけど、同じくまだ投資千円めのＳちゃんが続けてボーナスを引き、
それがＢＩＧ！
２人してまずまずなスタートに喜んだのもつかの間…
「オイ、ＢＩＧのやり方わからんぞ！どうすりゃイイだ！？」
「パンフないだかね！？」
大慌てでパンフを探したけれど見つからず、携帯のサイトでやっと消化の仕方がわかったよ。
小役のナビなし＆リプ逆押しオートハズシだから、１回めと２回めは小役を目押ししながら順押し、
３回めは逆押しで下段にベルがテンパイしたら左リールにチェリー狙い…だって！
その後リコはまたオバケを引いたワケだけど、
大好きだったハットリ君やうちの愛犬チョコに似てるシシマルなどの懐かしキャラを見ながら、
「カワイイ～ドカワイイ～！そうそう、ハットリ君蛙キライなんだにー」
などなどとはしゃいでるリコの横で、
一生懸命携帯片手に、ボーナス放出条件などの解析情報に目を凝らすＳちゃん。
「あぁ、巻物の次にベルを引けば忍忍チャンスに入るんだ。そうすると40％でボーナス放出だってよ！
　忍忍チャンス中に巻物引くと1/2で解除、ベル引くと約1/4で解除だって！アチィな！」
「シシマルが…」
「ちょっとお前聞いてる！？」
Ｓちゃんのおかげで少しわかってきたリコたち、
しかもなぜか立て続けにＢＩＧを引くＳちゃん、リコもようやく初ＢＩＧを引き大喜び。

ちょうどその頃、背後からオレンジ色のＴシャツを来た不審な人物が近づいてきた！
「リコちゃん？」
だ、誰！？
まさかリコが小山市に来ると知って探しに来た熱狂的ファン！？（そんなんいねーよ）
というのは冗談で…
実は今回のプチ旅行の計画を立てている時に色々相談に乗ってもらった人がいたのダ。
約２年前にリコスロで知り合った小山市周辺にお住まいのkeiさん。（趣味：ビンゴ）（趣味かよ！）
ちょうどこのお店に来た時にその旨をkeiさんに伝えたところ、
自宅から車で15分もかからない所にあるらしく、山越え谷越えやってきたのだ！（ハットリ君かよ）
もうひとつおまけに栃木の計画を立てている時に話の弾みで発覚したんだけど…
なんとこのkeiさん、まさに今日リコが訪問したＳちゃんの通っていた大学の卒業生なのだよ！（世間は狭い）
モチロン、逢うのは初めて！
「うわ～、こんばんはー！」
Ｓちゃんと一緒に立ち上がり、ご挨拶。
何を話してイイのやら、しどろもどろ。
ジュースをご馳走するつもりがオゴってもらい、あれこれ話した結果…
なぜか並んでハットリ君を打ち出した３人。（爆）
リコたちが楽しそうに打っているもんだから誘われて座ったのか、
「俺打つ初めてなんだけど、どういう台なの？」とkeiさん。
「よく知らんだよ」
(･∀･)ﾃﾍ
結局３人でいまいちよくわからないまま、約２時間半ハットリ君と戯れた。（笑）
打ってみて思ったんだけど、かなり引きが左右される台かもしれない。
リプレイ３連でハットリタイムに突入し、ランプのハットリ君だけがピカピカ光ってボーナス抽選。
リプレイ４連ならボーナス確定！
忍忍チャンスについてはＳちゃんの説明通り。
－ハットリ君情報、以上。（少ないな、オイ）
Ｓちゃんはなぜか小役解除を引きまくり、コンスタントにＢＩＧを引き箱８分目。
リコは１回全部飲まれ、追い銭をしてＢＩＧを引くも全飲まれ。
keiさんは結構な投資をした末ようやくＢＩＧ２連したものの全飲まれ。
結果、夜の栃木勝負はＳちゃんの浮き分がちょうどリコの投資分だったのでノリ打ちでトントン。
keiさんは昼間の負けを取り返すつもりがさらに増やしてしまった模様で…
３人でワイワイ言いながら駐車場に出て、そこでしばらく立ち話！
スロ話をメインに色々盛り上がり、結局そこで30分以上話してたのかな？　(＾∀＾)
リコたちの印象は聞けなかったので、どうだったかは不明。（汗）
Ｓちゃんが「記念に」と、最近ずっと使ってたラオウのライターをkeiさんにプレゼントした。
タバコは吸わないというkeiさんに「これを持って打ちに行けば出ます！」とＳちゃんからのお告げ付きだよ！
Ｓちゃんの言うコトはかなり当たるから信じてね！
そして我々と一緒に「念」を信じるＭ教の信者になりませんか？　ヽ(･∀･)(･∀･)/　←勧誘かよ
そう言えば教祖であるＭくん、「念がなかなか通じん」という言葉を最後に最近ずっと見かけてないんだった。（爆）

keiさんとお別れをし、夜10時過ぎエリザベスを出たリコたち。
「あんまり腹減ってない」というＳちゃんを一喝し、
「せっかくこんな遠くまで来たんだから、keiさんが薦めてくれたお店行こうよ！」
…と、コブウォーカーを広げるリコ。
実はね、すっごくおいしいらしい焼肉屋さんを教えてもらっていたのだよ！
小山市内にあるそのお店の名は可楽洞、そこのバラサキがオススメとのコト。
"ヽ( ﾟ∀ﾟ)ﾉ"　＜肉食おうぜーッ！
リコの話にまんまと乗ったＳちゃんが「おし、じゃあ肉行くかァ！」とはりきりだした。（作戦成功）
ほいじゃあ、ナビ子に教えるとするか…　(・へ・)
と、そこでコブウォーカーを見たリコがとんでもないコトに気がついた。
「ウワーーン！」
「どうした！？」
「10時ラストオーダーって書いてある！」
「エッ、お前夕方その店の話してた時…深夜１時までやってるだよとか騒いでたじゃん！」
「間違えてたみたい!!」
「一体どう間違えるんだヨ！？」
○|￣|＿　ショ、ショック…
とは言っても、すでにリコとＳちゃんのおなかの中では、
肉が食べれると知って、すでに肉祭り2005が開催中。（どないやねん）
そのため一生懸命他の焼肉屋さんを探したんだけど…結局見つからず、
肉は諦めておいしそうなお店を探そう！と小山市内をグルグルしたものの、
こんな夜遅くにやっているのは居酒屋風のお店かファミレスくらいで、
ファミレスなんか地元にあるのと全く一緒のお店ばっかりだよ。（汗）
「どうする～」なんて言いながらかなり探してたんだけど、
リコは内心、Ｓちゃんがおなかがすいてご機嫌ナナメになる前に見つけなきゃとアセアセ。
案の定しばらくしてＳちゃんの顔をさりげなく見ると…
(・へ・)
やべーよ、早くしんと！
もうどこでもイイから決めるんだ、リコ！
勇気を出して「松屋でもイイヨ」と言うんだ、リコーーーッ！（爆）
そんなコトをしているうちに、ついにＳちゃんがポツリ…
「だんだん腹減って機嫌悪くなって来た」
ｷﾀ━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!
「ほ、ほ、ほいじゃあさ…ファミレスでイイヨ！そうしよう！たまにはイイでしょ、ねッ！？」
「リコはそれでイイのか？」
「全然イイよ！！」
結局諦めてファミレスの駐車場に車を乗り入れる静岡県人約２名。
てか、このファミレス…うちの近くにもあるけどナニか！？
ほいでも地元だとほとんどファミレスには行かないリコたち、たまにはイイか！
「そう言えば３年前お前とユニバーサル行った時も夜どこ行ってイイかわからんくて、
　ホテルの近くのハンバーグ屋行ったよな」
「行った行った～！ほんで近くのテーブルの席からスロの話が聞こえてきて反応してたじゃんねー」
「そうそう～」
２人で食べれば何だっておいしいってコトだね。＾＾
楽しいおしゃべりをしながらおなかイッパイ食べて、
ファミレスを出たリコたちは途中のローソンに寄りながら、ホテルへ戻るコトに。
「なんか思ってた以上に楽しいよなぁ、リコ！」
「うん、楽しいねッ」
和気藹々でローソンに仲良く入って行くバカップルのリコとＳちゃん。
…が、しかし！
このローソンで、後に「ハロハロ大事件」と歴史の教科書に名を残す程の大事件が起こったのだった！

明日の朝ご飯を買ってローソンを出て、車に乗り込んだものの、
Ｓちゃんが「そうだ、コレ気になってしょうがなかっただよ」と、昼間リコが食べたハロハロの容器を指差した。
実はちょっとだけ残しちゃって、その氷が水になって結構な量残っていたのダ。
「じゃ、リコ捨ててくる！」
「オゥ！」
Ｓちゃんがゴミ箱の近くまで車を動かし、リコが車を降りようとした時、
もうひとつ小さな紙ゴミをＳちゃんが差し出した。「これも」
容器を持った右手でそれも一緒に受け取ろうとした、その瞬間……
「つるッ」
！？
なんと、リコが持っていたハロハロの容器がつるっと滑ってさかさまになり、
助手席の足元にビシャッとこぼれたのだ！！
「や、やっちゃった！！！」
その瞬間思わずそう呟いたリコ、
これがどんなに恐ろしいコトか一瞬にしてわかった。
「な、何やってんだよ！？！？！」
血相を変えたＳちゃんがそう怒鳴った。
ヤバイ、ヤバイ。
もうヤバイなんてモンじゃないよ…
どのくらいヤバイのか検討もつかない！
リコが救急車に引かれた時なんて問題じゃないくらいヤバイ！！（そんな思い出を語ってる場合じゃない）
日頃Ｓちゃんのピカピカな愛車内では、ボロボロこぼれる食べ物さえ禁じられている程。
今朝だってブリトーを食べるのにも渋々だったくらいだに！？
それが…それが…
ハロハロの氷が水になったヤツをこぼしちゃったんだよ！！
慌てて車を降り、リコのハンカチで拭き始めたものの、
今まで見たコトもないような鬼の形相をしたＳちゃんが運転席から降りてきて、
「どけ！」
と、ティッシュで拭き始めた。
「なんてコトしてくれたんだよ…クソッ！だからいつも言ってるじゃねーか！」
「ゴメンナサイ、いつも気をつけてたんだけど…」
「こんなのこぼすなんて、ありえねーよ！！」

＜つづく＞

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