ゆうたんからの贈り物

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脳性麻痺とは



脳性麻痺とは脳の神経中枢に障害が起こったため運動機能の発達に問題が生じるものです。
特に脳の深いところにある脳室周囲の白質に損傷を受けた脳室周囲白質軟化症(PVL)
が大きな原因になっています。
脳の損傷を受けた部位や程度によって麻痺の症状は異なります。
手足の全てが同じように麻痺してしまう場合、上肢に比べて下肢の麻痺がより強い場合、体の片側だけ麻痺する場合とさまざまです。
いずれも筋肉の緊張の異常を伴うことが特徴で多くの場合は体の一部の筋肉の緊張がいつも、あるいは突発的に強くなります。
こうなると、筋緊張の分布がアンバランスになり、その為運動する時に普通と違う異常な力がかかることになります。
こうした状態が続くと力の異常なかかり方に合わせて骨格が変形したり関節がかたまって動かなくなったりします。
口の周りや首の筋肉の緊張が高いと、うまく物を噛んだり飲み込んだりする事が難しくなります。(嚥下障害)いったん胃に入った食べ物が食道に逆流する場合もあります。(胃食道逆流現象)時には呼吸もうまくできなくなってゼロゼロしやすい状態になることもあります。
重度の脳性麻痺では、知的障害やてんかんを合併することがあります。

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