SMILE BLUE~輝いて~

SMILE BLUE~輝いて~

DEAR(1988/04/21)




”DEAR"っていうのは、別れのDEARでもないし、はじめましてのDEARでもない。”あなたのために”っていうDEARなんだよね。今までは遠くを見つめて歌っていたけど、今回は目の前に誰かいて歌ってるって感じ。そして、勇気というものは絶対勝ちとれるものなんだ、ってことを歌にしたかったアルバムなのね。


01. 風のエオリア
僕が二ューヨークに行って孤独になったとき、”孤独に打ち勝たなきゃいけない”っていう自分の中の勇気を歌にしたもの。

02. HONG KONG NIGHT
このアルバムができるにあたっての曲。初めて香行ったのが、「輝きながら・・・」が売れる前、去年の8月なんだけど、自分が何をすればいいんだろうって迷ってるとき、香港という全く知らない街で、少年のような気持ちになって香港を見つめたのを歌にしたの。篠原仁志さんに詞を書いてもらったんだけど、僕の言いたい事は、まるっきりこの通りなんだよね。

03. あなたのために

04. Tenderly
三連(三連符を多用した)曲。最初は「ラ・ラ・ラ」というタイトルだった

05. Dear...
自分で作詞しなきゃいけないと思って書いた曲。アルバムタイトルなんだから、作詞をしなきゃ、どういう意味のアルバムなのか説明できないじゃない?で、この曲はマイナーなメロディの中で、27歳の男の優しさを出してみた。電話越しにきまずくなった彼女がいて、もうあやまるしかできないっていう、男の子ならわかってくれるんじゃないかって曲。

06. 幾つものワンシーン
仮タイトルは「道」。デモテープでは”いっくーつもの・・・”てとこを、”ウェイ ラーラララ・・・”って入れてたから、ウェイ(WAY)ってとこで「道」って言ってたの。「さよならの水彩画」(BIRDS収録)の延長線上にある曲で、少し大人になったイメージが欲しいと思って作った曲。だから唯一、(現在の)自分からちょっと離れた存在の曲なんですよ。

07. ガラス越しのあなた
初めて電話の声を使った。最初のタイトルは「トゥナイト」。「”今夜”じゃちょっと単純なんで、もう少し意味のあるほうがいいねって、ガラス越しで見てる彼女がいるってことで、「ガラス越しのあなた」になったの。でも、その前は、歌詞のとおりに「ガラス越しのマーメイド」だったんだよ。だけど、アイドルっぽいからやめたの。聖子ちゃんと何かをたしたような感じでしょ。

08. どれくらいの時がたてば
オレの友達が曲をつけてくれって詞を持ってきたのね。で、それに詞をつけたんだけど、その詞って言うのがすごく暗ーい詞だったんだ。で、けっこう僕のなかで”どれくらいの時がたてば”って部分がいいイメージだったんで、そのフレーズをメインにして作ってくださいって、麻生圭子さんに頼んだの。だから、曲の作り方としては、この曲が唯一の詞先です。


09. 真夜中のリバティー
ボサノバ。リズムと間奏にソプラノ・サックスが入っている部分は、スティングの「イングリッシュ・マン・イン・ニューヨーク」を意識して作って、詞はシャーデーのイメージです。シャーデー聴いて詞をつけてって大津さんに言ったの。

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