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2022.04.23
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カテゴリ: 長歌行 全49話



第33話「秘められた関係」

李長歌(リチャングァ)と阿詩勒隼(アシラシュン)は錦瑟(キンシツ)夫人一味に包囲された。
一方、山門では杜如晦(トジョカイ)が招集した弓隊が到着する。
「それなら私に任せてください」
その声は杜如晦から逃げ回っていた李靖(リセイ)だった。
杜如晦は思いがけず李靖が現れたことにいささか戸惑ったが、李靖は弟子を殺されては困るという。
すると杜如晦は黙って令牌を渡した。

李靖は中庭に向かって兵法を叫んだ。

「…長歌、大丈夫、ここは俺に任せろ」
その時、中庭に弓矢が降り注いだ。
阿隼は長歌と矢が落ちない地点で立ち止まり回避、すると周りの賊たちに次々と矢が命中する。
運良く木陰にいた錦瑟は独り逃げ出したが、阿隼と長歌に捕まった。
「阿詩勒隼、見逃してくれるなら可汗(カガン)には伏せてやってもいい」
しかし裏門の戸が開き、誰かが入ってる。
阿隼は唐兵だと気づき、ひとまず錦瑟の首を突いて気絶させたが…。



弓隊の攻撃が終わり、中庭は静かになった。
司徒郎郎(シトロウロウ)は静澹(セイタン)真人を連れて外へ出ると、ちょうど皓都たちが雪崩れ込んで来る。
すると杜如晦が倒れている錦瑟を発見、取り押さえた。
「奴は?…私と呼応した者だ」

「それは私だ…」
司徒は杜如晦の手前、出任せを言って目配せすると、事情を察した李靖は話を合わせた。

杜如晦は長歌の捜索を諦めて流雲観を後にした。
しかし李靖は執念深い杜如晦があっさり引き下がったことを訝しみ、誰を探していたのか尋ねる。
杜如晦は李靖に朝廷の件は関係ないと断り、追及したいなら朝堂へ戻れと挑発した。

すると皓都が早速、城門を封鎖して捜索するという。
しかし李靖は大々的に動けばやぶ蛇になると警告、城門の検問を強化すべきだと助言した。
皓都は往来する民を逐一、調べられないと言ったが、李楽嫣(リラクエン)が杜如晦の兵符を貸して欲しいと頼む。
「私に方法があります、流民に扮した賊を見分けましょう」

楽嫣は城門を出る流民に配給を施した。
するとある兵士がわざと杓子を落とし、泥がついたまま粥をよそう。
楽嫣は飢えていれば土が混ざっていようが気にしないと身を以て体験していた。
案の定、流民のふりをしていた賊は粥を吐き出し、一網打尽となる。
皓都は公主の妙策に感心したが、楽嫣からの信頼が再び戻ることはなかった。

一方、魏淑玉(ギシュクギョク)はこつ然と消えた長歌を心配し、流雲観を調べさせていた。
すると死体が動いていたとの報告があったことが判明、しかし皓都が自ら確認し、見間違いだと激怒したという。
「今の話は他言無用だ」
淑玉はその動いた遺体が長歌たちだと気づいた。
…長歌、無事に逃げ切ってくれ、君の連れはさすが頼りになる…

杜如晦は錦瑟夫人の牢獄を訪ね、正体を明かすよう迫った。
すでに一味は捕縛され、全てを白状すれば命だけは助けるという。
実は錦瑟は隋(ズイ)の弘農楊(コウノウヨウ)氏、景武(ケイブ)公・楊素(ヨウソ)の孫だった。
「命が惜しくばここにはいないわ…」
「ならばここで生き地獄を味わえ」

翌朝、長歌は客桟で目を覚ました。
付き添っていた阿隼は安堵し、皓都が見逃してくれたと教える。
すると長歌は何か忘れていると気づいた。
(*´・д・)<李承乾(リショウケン)!>(・д・`*)
そこで長歌は洛陽府衙の楽嫣に文を送った。
…太子は東市の相撲館にいる…

淑玉は念のため皓都も誘って相撲館へ出かけた。
すると散々、鍛えられた承乾がようやく解放される。
「皓都!ここを封鎖して全員、捕らえろ!…鬱憤を晴らすのだ!
 それに李長歌め、必ず捕らえて命乞いさせてやる!
 …余の楽しみを邪魔し、こんなところに捨ておって!
 杜如晦に命じてやるっ!あの毒婦を捕らえろとな!」
その時、激怒した楽嫣が弟の頬を引っ叩いた。
「李承乾?!太子の任務も全うせず、洛陽を不安に陥れ、やりたい放題ね!
 誰が毒婦ですって?!長歌はあなたの従姉よ!」
「姐姐!李長歌なんかのために私を叩くなんて…胸が痛まないのか?!」
思わず地団駄踏んで抗議する承乾、しかし楽嫣はまだ懲りないのかと呆れ、ちょうど庭にあった薪をつかんだ。
驚いた承乾は淑玉の背後に隠れ、ようやく姉を本気で怒らせてしまったと気づく。
「私が悪かったよ~」
「…少しは自重するのね!李長歌のことを漏らしたら脚をへし折ってやるから!」
「分かってるっ!会ってもいないよ〜!」
すると楽嫣は皓都に皇太子の護衛を頼み、先に淑玉と帰って行った。

一方、草原では弥弥古麗(ミミクリ)がヤギの放牧に出掛けていた。
すると幕営近くで倒れている少年を発見、自分の天幕に連れ帰る。
弥弥は巫医(フイ)に診てもらうことにしたが、その時、少年が目を覚ました。
「…主がお前に忠告している、自分の任務を忘れてはならない
 主がお前に命令する、僕を手元に置くようにと…」
驚いた弥弥は少年を追い出すことにしたが、少年が弟の姿と重なってしまう。
「姐姐…助けて…僕を助けて…姐姐…
 主が言ってた…従わなければどうなるか分かるはずだって…」
その時、外から穆金(ムージン)の声が聞こえた。

弥弥が天幕を出ると穆金が見せたい物があると言った。
驚いた弥弥は話なら外で聞くと言ったが、穆金はならば気晴らしに出かけようという。
「幕営の外は花が満開だ!色鮮やかで綺麗だぞ?」
弥弥は少年のことが気がかりだったが、穆金は半ば強引に弥弥を連れて行った。

穆金は弥弥と一緒に吊り橋から一面の花景色を眺めた。
そこで商隊から手に入れた飴を贈る。
弥弥は一口だけなめて袋へ戻し、大切に味わうと笑った。
「弥弥…君が好きだ、実は好きな人とこの橋を渡ると永遠に一緒にいられるという伝説がある
 君と一緒になりたい!」
しかし秘密を抱える弥弥は穆金に好かれる資格がないと分かっていた。
「私では釣り合わない」
すると穆金は釣り合わないのは自分の方だと落胆し、先に帰ってしまう。



牙帳では延利(イエンリー)可汗が阿隼を手放したことを後悔していた。
「親子なのだ、あれほど警戒する必要はなかった…もし戻ってくれたら、厚く賞してやるのに…」
可敦(カトゥン)・奕承(エキショウ)公主は酒の量が増えた可汗に薬湯を差し入れたが、相変わらず可汗の態度は冷たい。
その頃、捕らわれの身となった錦瑟は毒薬を口に入れていた。
すると朦朧とした意識の中で主の幻覚を見る。
『錦瑟…』
「公主…」
錦瑟は奕承公主の懐刀だった。

奕承は錦瑟を可汗の寵姫として送り込んだ。
庫里台(クリタイ)大会で錦瑟が公主に酒を浴びせかけたのも、虐げられる公主を演じて草原の者たちに同情させるためだ。
『誰も警戒していない時こそ打って出る好機、分かったわね?』
すると錦瑟は公主に自分の非力を詫びながら絶命した。

奕承は可汗が阿詩勒隼をあそこまで大切に思っているとは予想外だった。
李長歌や阿伊児(アーイアル)を使って阿詩勒隼を消そうとしたが失敗し、洛陽の錦瑟からも音沙汰がない。
「…錦瑟は仕損じたやも、計画を早めるわ、阿詩勒隼が戻って来る前に」
すると雷蒙(レイモン)はこの2ヶ月のうちに配下を可汗のそばへ送り込んだと報告した。
可汗も長くはもたないだろう。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)可汗、顔の割に脇が甘すぎた~





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最終更新日  2022.04.23 21:19:00
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