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第39話「鏡の中の兆し」

雲浅月(ウンセンゲツ)と容景(ヨウケイ)、2人を取り巻く全ての因縁は10年前の慕容(ボヨウ)家の事件とつながっていた…

雲王は慕容将軍の詮議を命じられ、息子夫婦に報告した
世子は確かに慕容将軍の長男が本当に淇(キ)国の太子なら助けようがないと言ったが、雲王府は慕容家に多大な恩がある
実は世子夫人が不吉とされる双子を産んだ時、梁睿(リョウエイ)を夫人の故郷である南梁に送ってくれたのは他でもない慕容将軍だった

一方、冷王は宰相が月岐(ゲツキ)の密偵とも知らず、謀反の証拠となる文を受け取った
そこで皇帝に文を献上し、密かに総管・呉虞(ゴグ)と接触する
雲王が親しい慕容将軍をかばうのは必至、その前に淇国太子ともども根絶やしにしなければならない

実は冷王は呉虞が第四皇子の生母・蘭(ラン)妃の暗殺に関わったことを知っていた
身分の卑しい蘭妃が皇帝の寵愛を独占し世継ぎまで産んだことは由々しき問題、呉虞は皇室の行く末を思えばこそだったという
『心配ない、この事実を知っているのは蕭(ショウ)妃だけだ』
冷王はそれとなく呉虞を脅したが、呉虞も冷王が慕容将軍の仕返しを恐れているのだと察した
このまま皇帝の信頼を得た慕容将軍が朝廷での地位を強固にすれば、淇国の仇を取るかもしれない
すると呉虞は今回限りという約束で手を結ぶことに同意した

世子夫人は慕容家を心配し、南梁王妃である母を見舞いに行くという口実で外出すると決めた
しかし思いがけず慕容府襲撃の一報が舞い込む
雲王は息子夫婦を救助に向かわせたが時すでに遅く、慕容府は死者であふれていた
そんな中、世子夫人が長男を発見、危ないところで容景を逃したが、呉虞の手にかかって殺されてしまう…

あの時、容景を救ってくれたのは浅月の母だった。

「王爺が全てを独りで背負った…しかし結局それが仇となり、命を落としてしまった」
大師はすでに上官茗月(ジョウカンメイゲツ)から全ての経緯を聞いていた。
「王爺の死には景世子も墨閣(ボッカク)も関与していない、世子は王爺と同じ道を選んだ
 全ての誤解を背負い、怨恨を止めようとな…誤解が解けたのだからこの縁を大切にしなさい
 拙僧は我が子の成長を見守れなかった…父としての責任を果たせず、後悔している」




数年後、容景の霽月(セイゲツ)堂は今や城内で1番と言われる医館になった。
浅月は息子を育てながら夫の医館を手伝い、今も栄王府で家族3人、幸せな毎日を過ごしている。
そんなある日、兄の南梁睿から旅立ちを知らせる文が届いた。
…天賜(テンシ)は聡明な少年君主に成長した
…容楓(ヨウフウ)は旧淇国の地に封ぜられ、軽暖(ケイダン)公主と新婚生活を満喫している
…玉洛瑤(ギョクラクヨウ)は江湖に落ち着き、上官茗月が熱を上げているが、どうなることやら
…彩蓮(サイレン)と弦歌(ゲンカ)は仲睦まじい夫婦だな、そろそろ出産か?凌(リョウ)児の遊び友だちができるな
…香荷(コウカ)は雲府の主となり、なかなかの辣腕(ラツワン)ぶりだ
…浅月、それぞれ落ち着いたのに兄の私は独りぼっち
…そこで私も自分の幸せを見つけに行くことにした
…どうかうまくいくよう祈ってくれ
すると天聖を出た南梁睿はやがて河岸で物思いにふけっている拓跋葉倩(タクバツヨウセイ)を見つけた。



その夜、浅月は改めて家族と過ごす幸せをかみしめていた。
「さっきあなたが凌児に物語を聞かせていたでしょう?
 私のいた世界には話ができるぬいぐるみとか、音楽に合わせて回る走馬灯があるの
 凌児が見たらさぞ喜ぶでしょうね…」
「走馬灯なら作ってあげよう」
「はお、明日一緒に作りましょう」
しかし完成した走馬灯を楽しんでいたその時、浅月は鏡に映る自分の顔が一瞬、消えるのを見た。

浅月はいつものように医館を手伝っていたが、急に具合が悪くなった。
驚いた容景は脈を診たが異常はない。
浅月は暑さのせいだとごまかしたが、その時が迫っているのだと分かった。
すると翌朝、身支度を整えていた浅月は再び鏡から消えそうな自分の姿に気づいて動揺する。
そこへ容景がやって来た。
浅月は慌てて鏡を確認、自分の姿が写ってると分かって安堵する。
しかし容景が浅月の髪にかんざしを挿して鏡をのぞくと、浅月の姿が消えた。

浅月はいよいよ隠しきれなくなり、ここを去ることになると告げた。
「言ったでしょう?私はよその人間だって…ここへ来たばかりの頃にも同じことがあったの
 ある書物にあったわ
 ″身体を借りて蘇る者は生者にあらず死者でもない、寿命の長さは定まらず塵と消える″って…」
「バカな、信じない…混じりっ気のないペットフードしか信じない!」
「もちろんそばにいたい、でももし…」
「″もし″はない!…もし本当に私を捨てたら妾を迎える!」
「容景、私が辛いのは分かっているでしょう?でもどうしようもないの…」
「いいかい?他に女を作られるのが嫌なら何としてでも生きろ!」
容景は激しく取り乱し、自分が必ず何とかすると言い聞かせた。
しかしどんなに探しても浅月を救う方法は見つからず、途方に暮れてしまう。

浅月が目を覚ますと容景の姿がなかった。
そこで書斎に行ってみると、呆然と座っている容景を見つける。
床には一晩中、描き続けていた浅月の絵が散乱していた。
「君との日々を書き留めておきたくて、いつまでも忘れないように…」
浅月は愛おしそうに容景の頬に触れたが、その時、ついに手が透けて消えそうになってしまう。
「もう限界かも…」
「嫌だ、浅月、消えないでくれ…」
すると容景は以前、浅月が3つの宝を集めて元の世界へ帰ろうとしていたことを思い出した。
「君が死ぬくらいなら例え別の世界でも生きていて欲しい…
 たとえ二度と会えなくても愛し続けることができる」



容景は早速、店の前に″醒世異聞録(セイセイイブンロク)求む、謝礼千金″と告示した。
すると思いがけず容景の治療で助かったと言う人物がお礼だと言って本を届けてくれる。
浅月はついに3つ目の宝が何か分かったが、それは容景の母の形見であるかんざしだった。
しかし容景は自分の手で折ってしまったと困惑する。
「…でも″鳳凰の復活″と書いてある、分かったわ!」

つづく


( ๑≧ꇴ≦)パパ!パパがもっと早く来てくれれば皆、死なずに済んだのよ!
からの怨恨とか?w





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最終更新日  2023.02.18 21:45:31
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