スノーソード

スノーソード

ガーヒー


これは嵌まった。
かなり填まった。
セガサターンのゲームでは最高傑作ともうたわれるほど面白いゲームだ。

「格闘RPGはどうだ?」
その特徴あるフレーズで、現れたこのゲームは
日本中に大ブレイクを巻き起こすほどだった(はず)。

格闘アクションをベースに、奥深いストーリーをうまく融合する事によって、
人物関係や、世界観を上手く表現する事に成功している。


舞台は中世のヨーロッパをモデルにした剣と魔法のファンタジー世界だ。

伝説の「魂を持つ剣」を見つける事に成功した4人の冒険者、
ハーン、ランディ、ニコレ、ギンさん。
伝説が真実であると証明するその剣を手にした彼らは
喜びいさんで宿に戻り、剣を前にして目的の達成を祝う事にした。

その時、突然扉を破って入ってくる一人の女性騎士が現れ、こう叫んだ。
「その剣を王家が狙っている!早く逃げろ!」

こうして4人の冒険者は、いつのまにか剣をめぐる闘いに巻き込まれていたのである。


さて、肝心の格闘はどうなっているのか。
これもなかなか自由度の高いものとなっている。
攻撃やガードは当たり前だがもかにも避け、空中ガード、
ダッシュ、バックステップ、背後からの攻撃の反撃などのほかに、
このゲームならではの魔法の使用も簡単な操作で行う事ができる。
もちろん格闘ゲームでは欠かせない必殺技も簡単なコマンドで繰り出す事ができる。
ある程度慣れるとキャラを自由に動かせる喜びを覚えるだろう。

しかし、こんなに操作を簡単にして逆につまらなくなるのでは?と、
思う人もいるだろうがそんなことはない。
このゲームはあくまで格闘RPGである。
1対1の対戦が逆に珍しいほど、多くのキャラが同じに入り乱れる事が多い。
そのため移動できるラインが3つあり、自由に移動することができるのだ。
3ラインとある程度決まられているため微妙に位置をずらしてちくちくやる
戦法ができなくなっているのも良い。
擬似的な3次元世界なので、全体魔法などの存在も欠かせない。
また、RPGならではの経験値も取り入れられているので、
戦闘中にレベルアップ、なんてこともあり、
それによりステータスもアップする。

魔法にはもちろん属性があって、炎、雷、氷、風、光(聖)、暗黒(闇)と
一通り揃っていて、相手の属性によって使い分けたり、
追加効果を利用したりと魔道師には戦略が重要になってくるし、
回復魔法も存在しているため僧侶にサポートしてもらう事もできる。

なくなったMPはどうすれば回復するのか?
このゲームにはアイテムという概念はないので、
格闘でよく使う連続、連携技で回復することができるのだ。
このゲームはどのキャラでも連続技が決めやすいようになっているので、
その辺もなかなか良い味を出している。

もかにも面白くさせる要因として、技どうしの相殺や、
吹っ飛んでいる敵や倒れている敵に追い討ちが、ガンガン入ったり、
空中で技が何度も出せたりと空中コンボが決めやすくなっていたりする。


さて、このゲームではもちろんVS専用モードがあります。
使えるキャラは主人公のほかに、ストーリーモードで出会ったキャラや、
戦闘でぶった切ったザコキャラから、中ボス、ラスボスまで、
最終的に、40人を楽に越える多さになります。
マルチタップを使えば最大6人同時バトルもできますし、
初期レベル、チームなど(ランダム有り)を個別に設定できるので、
ハンデやチーム戦なども簡単に付けられます。

もちろん足りない人数はCPUに任せたり、無しにする事もできます。

ちなみに対戦形式は二種類あり、一つ目は時間無制限バトル。
もう一つはXX分間連続バトル。
時間無制限バトルは最後まで生き残っているものが勝者となるものだ。
XX分間連続バトルとは試合時間を1~99分の間で設定し、
その時間の間なら何度でも復活して闘い続ける事ができます。
勝敗はポイント制で、攻撃を当てた時は増え、逆にくらったときは減るというものだ。
そのため卑怯な戦法である「逃げに徹する」という事ができなくなるのが良い。
何でもできるというのも問題があるのだ。


また、オプションモードには難易度などの設定のほか、
対戦モードでのキャラ別の勝利回数や、使用回数、勝率が見れたり、
各キャラのコマンド表などがが見れたりするデータベース的な物も揃っているのも良い。


と、ここまでユーザーフレンドリーなこのゲーム。
ぜひとも一家に一枚はどうだ?


最後に。

トレジャーの皆さん、とても素晴らしいゲームをありがとうございます。
ぜひとも続編を出してください。
いろんな問題を解消したり、新要素を追加したりして。
新要素としてはミッションモードとか。
この条件で勝ってみよ!みたいな。
あとサバイバルモードとか。
他にも状態変化。
毒や麻痺とか、あと補助系魔法とかも。
あとはバランス調整だな。
やっぱりキャラの性能違いすぎるのはね…。
調整できるモードもあってもいいかもしれない。

そんな感じでいろいろ問題あるのですがそれ以上に面白いこのゲーム。
今となってはあまり見かけなくなってしまいましたが、
持ってない人は見つけたらぜひ買ってみてください。


そして、ここまで読んでくれてありがとうございます。
それでは、ごきげんよう。



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