スノー・ベル

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闇の王子~第三章~


ロアは久しぶりにこの忌まわしい国に帰って来ました。
そう……今のロアは王に対する怒りと憎しみでいっぱいになっているのです。
……おい、聞いたかあの噂……
なんでも、最近の王は例の予言をした魔道士の言いなりになっているそうだ……

!!!……魔道士、だと……??
ロアはその噂を耳にし、混乱している頭を落ち着かせて
今までの自分の記憶をたどって、よ~く考えてみると
行き着く答えは……あの魔道士が全部悪いという結論に(なんて単純な)
光の王子キルス
~~一方 城内では~~
ロアの腹違いの弟 光の王子キルスが優雅にヴァイオリンを弾いてます
家臣たちは、その美しい調べに酔いしれながら聴き入ってます。
そう、キルスは何も知らぬのです。
この城で、この国で一体何があったかなんて……
だからなのでしょう?そんな笑顔を振りまけるのは。
そして……自分に兄がいることなど知らされることなく……君もいずれ

ロアはまだ自分に弟がいることを知りません
なぜなら、キルスが城外に姿を見せることが全く無かったからです

ふふふ……もうすぐ終焉の時が来る……
それにしても、あの光と闇の王子は早く始末せねばならんな……ふふふ



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