理想が音を立てて崩れた

年が明け、私はショックで打ちひしがれていた
2002年を迎えてまもなく、彼氏のゴッコ君が私の親に会う事となった。
たまたま正月休みに親が旅行をしていて、旅行先がゴッコ君の住まいの近くであったのだ。
私も入れて4人で話などをして、私の両親は帰っていった。
”ゴッコ君、私の両親と会うからには今年はそれなりの展開でも考えているのかな”
と私は思っていた。
その頃、遠距離恋愛はすでに3年を経過していたので、私もだんだん疲れていた。
それから1週間ほど経った頃、ゴッコ君から電話が来た。とても暗い声である。
話の内容はこうだった。
「実は俺・・。借金でどうしようもなくなってしまった・・」
何て事だろう。私は仕事とバイトの生活を何年も繰り返して、ゴッコ君のために
貯金をしていたのに、ゴッコ君は自分の遊ぶお金がないから消費者金融から
お金を借りていたのである。
結局、もう自分では返せない額になって、私に告白したのであった。
300万ほどだった。毎月の利子だけでも返せなくなったのである。
私はショックで何も考えられなくなってしまった。
ゴッコ君は私の両親にも会った事だし、これから楽しい展開になると思っていたのに・・・。
さすがに私も「じゃ、借金を肩代わりしてあげる」なんて行動はできない。
結局、ゴッコ君の親が借金をまとめて払って、ゴッコ君は毎月10万円を
親に返済する事になった。
ゴッコ君も借金の告白を私にする時に、「もうでにぃとはこれで終わりだろう」
と覚悟していたそうだ。
私はこの先どうしていいか分からなかったので、ゴッコ君に「当分考えさせて」と
言って、連絡をたまにしか取らなくなった。
それは2002年1月上旬であった。

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