自分勝手に感想文を

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2008年

怒りの産婦人科医 斎藤 栄

凄腕で博識のあるドクターが警察の協力って形で事件解決する話です。
このドクターは何でも知っています。

ラストのほうでピンチにもなりますが、敵の裏切りというラッキーで助かってしまします。
全体的に軽い感じの内容ですが、ピンチ脱出が敵の裏切りによるものなんで、本当に軽い内容となってしまいました。

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アナザヘヴン 上・下 飯田 譲治 梓 河人

上下巻合わせて800ページ以上はある作品ですが、思いのほか面白かってので、長さを感じさせません。
ただナニカの正体がわかってくるにつれ、徐々にトーンダウン気味になるますかね。
でもよい作品だったと思います。

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棚から落ちてきた天使 赤川次郎

この作品、大昔にも読んだことがあります。出だしとラストだけは覚えていました。
細かい内容はほとんど覚えてませんでしたけどね。

中年男性が突然アイドルに気に入られてしまい、突如アイドルのフィアンセになってしまう。
ある熱狂的ファンは裏切られたと思い、アイドルもその男性も殺してしまおうと計画するのです。そんな内容のドタバタコメディーです。

物語後半で人が死んじゃうんですよね。
中盤までの軽快さを考えると殺人が絡んじゃうのはどうかなって感じがしました。

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逆転推理おもしろ日本史 土橋治重

日本史のもしあのときこうだったら歴史はどうなっただろうというのを、なるべくリアリティーを崩さず想像して描かれている作品です。
18編の「もし」が収録されています。
でも僕は史実の方が逆に面白いかなって思います。

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仄暗い水の底から 鈴木光司

同名の映画があったと思うのですが、そちらは観ておりません。
ただ映画があるということは、この作品もそれなりの長編かと思いきや、違いました。7編の短編集でした。
すべて水に関わりはあるのですが、ちょっと怖いかな系の話ばっかりではなかったです。
7編もあると作品に質の差があるのは仕方がないと思いますが、それでも短編好きではない私でも楽しんで読むことができました。

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呪怨 大石圭

映画ではなく本を読みました。映像の方は全く観たことがありません。
序盤から中盤まではそこそこおもしろかったんですが、ナメクジみたいなのって表現が出てきてから興ざめしちゃいました。
この1冊では解決しないんですね。
それが残念です。

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ある秋の出来事 坂上 弘

昭和35年頃の作品です。
淡々とした文章ですが、登場人物たちの言動が現在とは全然違っていて、そこに興味がわきます。
昔はこんなんだったんだなって感じです。
内容自体はあまり好みではなかったですが。


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五体不満足 完全版 乙武洋匡

大ベストセラーですね。やっと読みました。
高校生までのエピソードはあまりおもしろくないですよ。
それ以後はそれなりによかったですけどね。

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楽園 鈴木光司

凄く壮大な愛の物語です。
何てったって1万年前に別れてしまってから、お互いずっと違う道を生きてきたのに、魂の中に刻み込まれた赤い鹿の精霊に導かれて、ついには巡り会ってしまうのですから。
3部構成で、第二部が一番長いのですが、全体のストーリーから見るとちょっと余計な部分も多すぎかなって思いました。
とはいえ読んでて面白かった作品ではあります。

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枇杷の季節 坂上 弘

少年の複雑な心情を描いた作品です。ちょっと背伸びしてみたり、堕落してみたり、そしてそれらの行動について意味を考えてみたりして。
恋心も勉強もどれが本気でどれがそうでないのかよくわからない、そんな感じのままで物語は最初から最後まで描かれています。

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アラブ・ムスリムの日常生活 ヨルダン村落滞在記  清水 芳見

湾岸戦争前の滞在記ですよ。平和でのんびりした様子描かれています。
著者が初めて調査のために長期滞在した時の事が描かれています。
色々とあったけど、アラブの生活に慣れてしまい、結局2年も滞在してしまったと書いてあります。
今とは大違いですね。

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ワイドショー殺人事件 志茂田景樹

主人公は女子アナです。
なぜかコナン君みたいに毎回殺人事件に出くわし、警察よりも先に解決してしまいます。そんな話が7話も載っています。
内容の薄い1冊ですね。

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しなやかな残酷 水島裕子

短編のラブストーリー集です。と言っても恋をしてうまくいくまでではなく、恋愛中の二人の微妙な倦怠感などが描かれている作品ばかりです。
そんなテーマが多いわけで内容も結局はどうなのよって感じの話が多いです。

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ユングの心理学 秋山さと子

ユングと言う心理学者の研究所に在籍したことのある著者が書いた作品です。
ユングさんが若いときに影響を受けた心理学者とのつきあい、考え方の違いからの離別をへてユング心理学をまとめ上げた様子を読みやすい文章でまとめ上げた作品です。
寝ているときに見る夢について、どのような感情が原因でその夢を見させているのか?と言うのについても簡単に解説してあります。
でも心理学者によって同じ夢でも解釈が違うんですよね。

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真田幸村 真田十勇士  柴田錬三郎

真田幸村の凄さ、活躍を書きたかったのか、十勇士について詳しく書きたかったのか良くわからない作品でした。
とりあえず真田幸村が物凄く優秀で豊臣側の側近たちが無能だったという事を切々と書いているような感じですね。
歴史物の作品は割りと好きで楽しみに読み始めたのですが、この作品は空想が凄すぎてちょっと好みではありませんでした。

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アップル・サイダーと彼女 片岡義男

2008年最初に読み終えた作品です。1冊目は途中で挫折してしまったので、2月末だというのにやっと1冊目が終わった状態です。
と言うのも、これも、これの前の作品もつまんなくて、なかなかページの消化が進まなくてね。

アップル・サイダーと彼女は250ページくらいの作品だから1週間もあれば読めるはずなんですよ、本当は。

内容は片岡義男さんのエッセイ集みたいですね。クールでキザでかっこいい感じの文章で最初から最後までです。エッセイなので内容は特にありません。このテイストが気に入るか気に入らないかだけです。僕には合わないと思いました。


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