うちの子が突然左打ちになりたいと言い出してから、1ヶ月半が経過した。
まず理由を聞くことから始まった。「あまり足が速くないので、一塁ベースに近いほうがいい。」「自分には長打力がなくゴロが多い。右打席ならアウ トになる内野ゴロが左打席なら内野安打になる可能性がある。」「打った瞬間、一塁へのスタートがきりやすい。」小2でこれだけのことを知っていれば、普通 の親なら即左打ちOKだろう。
しかし、私は部活で他の子も教えている。好奇心旺盛の連中ばかりなので、いきなり学校の練習で左打ちをさせだすと、みんなが真似したがる。「コーチの子供だから特別扱い」なんてことにもなってくると考えた。
そこで、子供たちを説得させるだけの理由が必要となった。2つの約束。『1ヶ月間毎日素振り100回。』『2度と右打ちに戻さない』これができなければ左打ちにさせないことを約束させた。
体調が悪く休んだ日もあったが、毎日の素振りの約束は守られた。右打ちに戻す気もないようだ。
やっと学校の練習で左打ちの練習が可能となった。予想どおり、左で打ちたい子供でいっぱいになったが、「1ヶ月毎日素振り100回」という言葉で、本気でやろうとする子はいなくなった。
とは言っても、簡単には打てるわけがない。ちょっと空振りを連発すれば、まわりから「右に戻せ」という言葉が浴びせられる。本人には逆にその言葉が励みになっているような感じだ親に似て負けず嫌いだから、いつか左でガンガン打ってやるという気持ちが強いようだ。
最近、少しずつ空振りが減り、打球が前に飛ぶようになった。しかし、本人はまだまだ納得いってないようで、毎日の素振りは今も続いている…
以上、このときはこうだったが、あまりにも結果が出ず、結局は右打ちに戻したもしこのとき、左打ちに変えていなければ、もっと打撃機会はあったとは思うが、打席に立つ機会が少なかった分、一打席を大切にする思いが強くなったのではないかと思います。
5年生大会で打ったレフト線への三塁打、 そして、後期リーグ決勝トーナメント初戦で打った三塁打、この2本のヒットは、一生忘れません
これまで、ブログにない部分を振り返ってきましたが、今後の様子は、日記を読み返していただくと、いろんなことを思い出していただけると思います。
4年間、ブログを続けてきて、いろんなことがありましたが、子供たちや周りのみなさんのおかげで、いい思い出がたくさんできました。この日記で最後になりますが、今まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。
コーチになったおかげで、人生の中でも、最高の5年間でした
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