"sign"

蝶の羽飾り aiko



言葉の中にあるあたしの気持ち
拾い集めてあなたに届くように
どんなときもあたしが出す感情は
いつも新しいモノばかりだったと思うわ

たくさんの海めぐって 最後の日の朝
あなたとあたしのゴールなど 遠い 空の 向こう

どんな暗い闇の中 右手を握りしめてくれたあなたのその手を
あたしがそのまま離さなければ良かったと泣き叫ぶ
触れることのないあたしの体に どことなく馴染んだアザ
そのまま立ち直れないのならどうすればいい?

名前を覚えたその日の昼間に 大声で喧嘩してしまわぬように
釘を打ち旗を挙げあたしの名誉 守るため必死で頑張ってきたんだけれど

あなたなんか忘れようと 日記を破いて
ゴールテープを片づけに行く 別れ の道 歩く

たくさんの人と約束を交わした あの時の自分可愛くないから
思い出全て殺したくて 長い爪を赤く塗る
寂しがり屋を知ってて自分で 1人になるのはもう嫌
だけどあなたと手を繋ぐことはできないのよ

新しい自分に会いたくなったの 窓の外は同じ色だね
次は1人で走っていこうと あたしはもう決めた
何が変わるかは誰も知らない 命の長さも知らない
だけどゴールは たくさんあると信じてます

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