"sign"

雲は白リンゴは赤 aiko

にほんブログ村 ポエムブログへ


『100年前の天使』

海のにおいが髪を巻き上げて 走るあたし小鳥の様
その足にキラキラ光るネイルの色を盗んで
「転びそうだから手を繋いで」と 甘えたあたしにあなたは
笑顔を見せて手を伸ばす 幸せよ時間よ止まれ

飛んだカモメ追い越す 想いはあなたのモノで
どんな時もあたしは 素直に話しを聴くよ

100年前もっと前にあたし達 逢えると決まった
運命だけあたし達の味方 暑い夏が呼び起こした天使

その時あたしはあなたを見つけ 雲の入り江になに思う
貝の中に打つ波音 あなたのすぐ隣
あなたと二人手を繋いでても 育たぬ想いはあるだろう
振り返りねぇ頑張るよ 歌おうよこの気持ち今

叫ぶとゆれる波に 気づけばさらわれてる
あなたの事を 前よりもずっと好きになったよ

頭の中暑い日ざし真っ直ぐに キラキラ零れる
ネイルの色ラメを蒔いた海辺に 銀色に舞う空気に触れ逢った

飛んだカモメ追い越す 想いはあなたのモノで
どんな時もあたしは 素直に話しを聴くよ

100年前もっと前にあたし達 逢えると決まった
運命だけあたし達の味方 暑い夏が呼び起こした天使

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: