"sign"

ここにしか咲かない花　ｺﾌﾞｸﾛ

解りにくいので本当の歌詞と並べて書きます。
太字が私の作った歌詞です。

「手紙」

何も無い場所だけれど　ここにしか咲かない花がある
新しい光浴びた　闇の影足元から切り離す

心に括(くく)りつけた　荷物を　静かに降ろせる場所
どこかに落としてきた　手紙は　まだ見つからないけど

空の色映し出した　瑠璃色の海遥かから聞こえる
君の言葉手紙の上　小さな文字が並んで作り出す

あなたの笑い声は　よく聞けば　波の音でした
僕なら何を書くか　君の事　もっと知ろうかな

寂しさ隠せずにいるなら　一人になればいい
無理して手が震えるくらい　想いがこみ上げる

ささやくほどの声で呼んでいるのは　いつも同じ名前
こんなに探していた一行は　君に届かなくも

あの優しかった場所は今でも
光降り注ぐ時に泣いたなら

変わらずに　僕を待ってくれていますか？
透き通る　雫を手に少し飾って

最後まで笑顔で(笑顔で)　何度も振り返り(手を振り)
手紙を送るから(光った)　宛名を書き始め(希望と)

遠ざかる姿に　唇噛みしめた
勇気を出しペンを　握って書き出した

今はこみ上げる　寂寞(せきばく)の思いに
例え届かなくも　もしも願えるなら

うるんだ世界を　拭ってくれる指先を　待っている
僕から書こうと　勇気を出して綴ろうと　決めたんだ

影が教えてくれるのは　そこにある悲しみだけじゃない
後悔した過去は流し　今を生きて君に会っていたい

俯く顔を上げて　振り返れば
天舞う風に乗せて　笑顔見せて

そこにある光に気づくだろう
卓上の言葉を越えたくて

同じ数の出会いと別れ　でも割り切れなくて
想いを形にする重さ　消せない事もある

余るほどの想い出をいつまでも　胸に咲かせながら
やりきれない日々送ってきたのは　器用じゃないからさ

雨上がりの道は泥濘(ぬか)るむけれど
言葉選び悩み考えていたら

今ここに　生きている証を刻むよ
本当の　僕の気持ち手に入れたんだ

どうかこの涙を(この涙を)　しおれかけの花に(心に)
綺麗な言葉より(何より)　長い手紙よりも(会いたい)

喜びの彼方で　もう一度咲けるように
心と指先で　伝えられたらいい

願いは海風に　吹かれて大空へ
贅沢は言わない　たた一瞬だけを

やがて小さな　虹をわたるよ　いつの日か　その足で
僕に下さい　今送るから　君の目に　心から

(ここにしか咲かない花　ここにしか吹かない風
大切な小さなもの　大切な想いの果て
ここでしか聴けない歌　ここでしか見えないもの…
大切なこの時間　大切な視線の先… )

あの優しかった場所は今でも
光降り注ぐ時に泣いたなら

変わらずに　僕を待ってくれていますか？
透き通る　雫を手に少し飾って

ふいにこみ上げる(こみ上げる)
例え届かなくも(それでも)

寂寞の想いに(想いに)
もしも願えるなら(思うよ)

潤んだ世界を拭ってくれる
もう怖くないもう迷わない

雨上がりの道は泥濘るむけれど
確かな想い隠す闇の影から

今ここに　生きている証を刻むよ
抜け出した　だから僕は前に進める

いつかこの涙も(涙も)　寂寞の想いも(想いも)
転んでもいいから(再び)　泣いたっていいから(立てるよ)

忘れ去られそうな　時代の傷跡も
気づかせてくれた　手紙があるからと

燦然(さんぜん)と輝く　あけもどろの中に
変わらないと誓う　君のそばに居ると

風が運んで　星にかわる　そんな日を　待っている
また読み返す　忘れないよに　永遠に　愛すよに

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