流れのままに 風花’sクロスアート

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夢の時間「約束」

村上清子さんのCD

薄紅の季節
定価 2,500円
送料500円
※ご注文承ります
ミニ・コンサートも日程と時間がわかれば、村上清子さんに連絡します。

岡部明美さんと芳村思風先生の「Iの学校」というセミナーを2年と少し、10回実施している。
200数十名の人が参加してくれた。
経営者・学校の先生・主婦・学生・・・
その中で忘れられない人がいる。

5期に参加してくれた上条由樹さん。
入退院の繰り返しの中、徳島で行われた5期に参加してくれました。
病名は、ガン。

5期は入院のため、最初の1回目しか参加できませんでした
どうしても参加したい・・・

6期には、ご主人と一緒に参加してくれました。
主治医の小出先生も一緒に参加してくれました。
でも由樹ちゃんは、その時も1回目だけの参加しかできませんでした。

今回紹介する歌を作った村上清子さんは、5期で由樹ちゃんと一緒でした。
清子さんは、大阪から東京の病院まで、お見舞いに来てくれました。
病室であけみちゃんたちと一緒に、由樹ちゃんの手を握って歌も歌ってくれました。

由樹ちゃんと廣之くんは、淡路島でいろいろな「手当て」をできる施設を作って、多くの人を癒してあげたいという将来の夢を語り、二人で絵に描いています。
6期のワークの中で、由樹ちゃんは叫びました。
「生きたい!生きたい!生きたい、生きてやりたいことがあるの。私を生かして!」

でも、ゆきちゃんは今回の人生ではその夢を果たす時間を与えられませんでした。

由樹ちゃんは、平成15年9月5日に旅立っていかれました。

7期の最終日、村上清子さんが参加して、由樹ちゃんの歌をふたりの子供とご主人の廣之くんや家族の前で、歌ってくれました。

『 約 束 』

  この海で 砂を浴びて   寄せては返す 波の音に

  夢を語り 今を唄う  なんてうれしい 小さな約束

  流れる雲と ゆれる稲穂  みのり豊かな びわの里

  耳をすませば大地も唄う いのちの芽吹きがまた始まる

  さみしい夜には空を見上げて 私の星をさがしてほしい

  やさしく やさしく またたいて  光の束を届けたい

  泣かないで 顔をあげて   私の夢を 紡いでほしい

     たった ひとつの 使命(いのち)を生きて

     あなただけの 花を 咲かせて



                2003.12.16    詞 ・ 上條由樹  村上清子
   曲 ・ 村上雅人

私たちは、今、生きています。
私たちは、「生きたい!」と叫んだゆきちゃんの念(おも)いの中に生きています。
私たちは、ゆきちゃんの 「夢の時間」 をいきています。
私たちが、たったひとつの使命(いのち)を生きて、
私たちだけの花を咲かせて生きることが
ゆきちゃんとの約束であり、ゆきちゃんからのギフトなのだと信じます。
ゆきちゃんありがとう
出逢うことを約束して生まれたすべての仲間たちへ。

あれからもうすぐ1年。
この詩をホームページで見て、参加してくれた女性もいます



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