本物の振袖

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2011年02月26日
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カテゴリ: 本当の振袖
片身分けなどの染分けは、後姿で作った雛形で色の配置を決めると思わぬ失敗をしてしまいます。
後姿の雛形と言うのは衣桁に掛けた状態をそのまま図案にしたもの。
後の形だけで格好のいい図案を描いても着物は立体的なものですから、後に隠れた部分まで配置を考えなければなりません。

これが分かっていない図案家や悉皆屋さんが仕事を持ってくると職人さんが立ち往生してしまいます。
そんな場面に何回か出会った事があります。
意味を説明すると分かるのですが。

今回、ご紹介する振袖も片身分けの染分け。
大きな熨斗目で染分けています。
振袖:染分け熨斗目
左右の色を分けているのは右肩の熨斗目ですがこの熨斗目の向こう側には臙脂を持っていきたい所なんですが黒でないと無理なんですね。

首の後から回ってくる臙脂の部分を右襟で熨斗目の柄を配する事で止めてしまうのです。

こう言った片身分けの着物は全ていずれかの襟の部分で染分けしないと成立しません。

この写真は薄い部分が白飛びして、良い写真ではありません。
ピンクのまだらに見える所は摺疋田。
結構手間のかかった振袖です。





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最終更新日  2011年02月26日 15時34分46秒
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