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November 9, 2024

起動不良の iPhone SE2 を修理する(前編)

カテゴリ：古物(ノート)PC

今日は晴れ予報やけど、曇り。

単身赴任先の朝は寒いです。息が白い...
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こないだ某オークションで、アクティベーションロック無し、iPhoneを探すオフ、起動不良、っちゅう謎の iPhone SE2 64GB を発見。起動不良なのに何でアクティベーションロックとかiPhoneを探すの情報が分かるんや?? → IMEI から状態を判定するサイトがあるようです。

っちゅうことで(何が?)、起動不良、っちゅうのが幸いし、格安で落とすことができました。

手元に来てから状態を確認すると、

・画面には何も映らない

っちゅうことが分かりました。ただ、DFUモードなどで iOS を3uTools で焼こうとすると、途中でエラーが出て焼けません。途中でリカバリモードに入ろうとしてタイムアウトしてるようです。この症状、何だかバッテリが絡んでそうな気がしてきました。あと、画面に何も映らないので、液晶不良も疑われます。

っちゅうことで、交換用バッテリと交換用液晶パネルを某ワンクリックなとこで調達。モノが届いたので、それぞれ交換していきます。

まずは前編でバッテリ交換して様子を見ます。

ネジを2本外す

次に液晶パネルのホームボタン側をドライヤで温めて粘着テープを柔らかくしてから、液晶を吸盤で引っ張り、ホームボタン側にできた隙間にピックを差し込みます。その後、サイド方向に順に粘着テープをはがしていきます。

粘着テープをはがしてる途中

最後、カメラ側は少し下にずらすようにして外します。全部の粘着テープが外れたら、液晶パネルをホームボタンを下に見て右側に開くのですが、ケーブル類がつながっているので注意して開きます。

液晶パネルを開いたところ

次は液晶からのフレキシブルケーブルとバッテリケーブルのカバーを外します。ネジを４本外すとカバーが外れます。

液晶＆バッテリケーブルのカバーを外す

カバーが外れたら、液晶ケーブルとバッテリケーブルを外します。

液晶ケーブルとバッテリケーブルを外す

この後、カメラユニットからのケーブルカバーとケーブルを外すのですが、写真を撮り忘れました。カバーはネジ3本で外れたと思います。

これで、筐体と液晶パネルが分離されます。

筐体と液晶パネルを分離

分離してみて分かったのですが、この iPhone SE2、もしかして水没品かもしれません。ライトニング端子付近に白っぽい粉のようなモノがこびりついているので、何か液体が入って蒸発したようにも見えます。起動はしてるので、幸いボード類には影響が無かったと思われます。

バッテリを外すのに、バッテリを留めている接着テープを外す必要があるのですが、iPhone SE2 はワイヤレス給電ができるので、それ用の部品が筐体に付いていて、接着テープはバッテリの上下で別れてるようです。

なので、接着テープを外すときに使うタブもバッテリ上下にあります。まずはこのタブをバッテリからはがします。

バッテリ接着テープのタブをはがす

次はこのタブを水平に引っ張って、接着テープをバッテリの下から引っ張り出すのですが、私、未だに全部引っ張り出せたことがありません。(^^; 今回はどうなるか...

やっぱり切れた(^^)

やっぱり、接着テープは途中で切れてしまいました。(^^;; どうやったらうまく引っ張り出せるのかなぁ。経年劣化すると無理なのかな??

バッテリが外れた

古いバッテリが外れたので新しいバッテリを仮付けします。

古いバッテリと新しいバッテリ

この状態で電源を入れて 3uTools につないでみると、画面に出ているデバイスを信頼するボタンを押せ、というようなことを言われました。が、液晶画面には何も表示されていません。

どうも iOS が起動するところまでは行ったけども、液晶不良で画面が表示されていない状態のようです。

っちゅうことで、液晶パネルの交換も行ったのですが、長くなるので、これは後編に続く。
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