手を合わせる姿、祈りのかたち、うつくしいものです。
普通、神社の初詣とか
合格祈願にいくとかのとき
この手を合わす姿勢になります。
「病気が治りますように、・・」切実な祈りです。
「○○を買ってもらえますように!」
ちっちゃい子の祈り、可愛いですね。
奈良の興福寺、阿修羅像の合掌、神秘的ですね。
そこで今回は、合掌のお話
沖ヨガでは
願いは「他の存在のため」
誓いは「自己向上のため」
祈りは「偉大な存在のため」
と言葉を使い分けます。
どれも。姿勢としては”手を合わす”姿で象徴されます。
手を合わす姿勢。
右手と左手がお互いを、支え合い、暖め合っています。
鏡の自分に手を合わす。
拝んでいるのは自分です。拝まれているのも自分です。
手を合わす、食べ物に。
食べ物のなかの命という
”偉大な存在を感じるためです”
心を静めます。
食べ物の声を聞きます。
「この量があなたに適した量ですよ・・・」
「僕を、あなたは、必要としてないかなー・・」
「僕はあなたの中の命の一部として生きていこう・・」
いろんな声が聞こえます。自分の中の”内在知”が受信します。
手を合わす、感謝のかたちです。
「ありがとうございました」
相手の親切や愛情を感じている自分を表わすため。
他の存在のなかの”命(神)”に対し、
偉大なものを感じている共鳴の形が合掌です。
手を合わす、誓いのことばを口にするときに
自分の中の命(神)を向上させるための、
心の響きを感じるための形が合掌です。
心の共鳴装置となるヨガポーズ
だったんです。
手を合わす・・
自分の外に・・・
自分の内に・・・・
すべての存在の、響きを感じる姿勢です。

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