別に、ライフワークとか、テーマとか決めて写真を撮っている訳でもない。ちょっと出かける時には、コンパクトカメラが手軽だ。それにスナップに向いている。何よりも良いのが、人様を撮る時、相手を意識させない事だ。
しかも、ファインダーを覗かないので相手も構えない。ポートレートなら、背景のボケだとか、ピントだとか考える。スナップには、そんな余裕はない。ピントも瞬時に合い、顔認識や笑顔認識までをやってくれる時代になったのだ。

自称、アマチュアカメラマンは、絞りやシャッタースピードに、あれこれ手間取ってチャンスを逃す。Pモードで撮るなんて素人だと思われるのが嫌なのか、わざわざISOやホワイトバランスまで細かく設定する。結果は、見事×で、Pモードにして撮っておけば良かったと後悔する。Pモード(プログラムオート)は、爺さんよりも、優秀な技術屋さんが設計しているのは確かだ。

写真は結果だから、シャッターチャンスに集中すれば良いと、爺さんは何時も思っている。
それに、ファインダーを覗く事もない。世間話の中でシャッターチャンスをうかがい、相手を意識させないのもコツだ。それにもまして、大切なのは相手様に信頼される事である。すべては、人とのコミュニュケーションを忘れてはならない事である。

※掲載の写真は文とは関係ありません。
※爺さんにひとりごとは こちら