ベルギー(四歳)の雑記部屋

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スケスケ眼鏡



博士と助手シリーズ

『スケスケ眼鏡』

博士
「ついに完成じゃ!!」

助手
「あ~忙しい、忙しい」

博士
「今度の発明も、凄いぞ!!」

助手
「え~と、これはここにおいて、あれはあそこっと・・・」

博士
「もう凄いくらいに凄いんじゃぞ??!」

助手
「あ~、忙しい、忙しい」

博士
「・・・・・・・・・・・」

助手
「・・・・・・・・・・・」

博士
「・・・・・・・・グスン」

助手
「だぁ!解ったから!解ったから、そんな隅の方で体操座りしながらのの字なんか書かないで。ね?はい、ほら…じゃぁ、とてつもなく不本意ですが聞きますよ?でー今回の発明はどんな発明なんですか!」

博士
「ふふふ!良くぞ聞いてくれた助手よ!!」

助手
「いつもながら、立ち直り早いですねー」

博士
「今回の発明はこれじゃ!!」

助手
「・・・眼鏡・・ですか?」

博士
「そうじゃ!この眼鏡は凄いぞ~」

助手
「と言うと?」

博士
「うむ。名前を『スケスケ眼鏡』と言ってな、能力は」

助手
大体解りましたからもういいです

博士
「むぅ・・・そうか」

助手
「でー・・・まさかとは思いますが、いくら博士でもその眼鏡を使って 卑猥な事 をしようとか考えてないですよね?・・・ まさか とは思いますが・・」

博士
「ふふふ・・ビンゴォ!!この発明品は 萌え萌え~な女子中高生 イケイケ~な、おーえるさん のありのままを!女性の神秘を拝見したい!と言う、全世界の男子諸君の為に作られたのじゃぁ!げへへ、これさえあれば覗き放題じゃぁ!〈馬鹿な!この発明品は抑止力!武器を隠し持ち飛行機などをハイジャックするテロリストが横行する昨今!それらによって生み出される悲劇を止める為に作り上げたのじゃぞ?!これさえあれば事前に簡単にそして確実に武器を隠し持っているいないが解るぞ!しかもじゃ!それ以外の犯罪にだってこれがあればかなり対処がつくはずじゃ!!〉」

助手
「建前と本音が逆・・・と言うかギャグになってますよ」

博士
「・・・・・・」

助手
「な、何ですかそのヤラシイ目は!」

博士
「そんな事言ってホントはお前も見たいんじゃろ?」

助手
「博士ってほんっとに、心の底から腐ってるんですね」

博士
「あっそう。ならいいんじゃな?」

助手
「結構です」

博士
「あの、ほんとのホントに・・・」

助手
「結構です」

博士
「・・・・・」

助手
「・・・・・」

博士
「別にいーもん。よし!では、早速実験じゃ!!」

助手
「じ、実験って、まさか・・・博士・・」

博士
「ふふふ・・・どれ少し気持ち悪いが、助手君・・・君のを拝見させてもらうよ♪さて、これを装着してっと・・・」

助手
「ちょ・・・!あ、止めてくださいよ、博士!!」

博士
「装着完了!ん?どれどれ~♪」

助手
「こ、こら!!」

博士
「むぅ?助手よどこに行った!・・・ふふふ・・・隠れても無駄じゃぞ?すぐに見つけ出してやる」

助手
「??別に隠れて何かいないですけど・・・・って、まさか・・・ひょっとして・・・」

スタスタ・・・・ げしっ

博士
「うお?頭蓋骨が割れるように痛い??!」

助手
「・・・・・・・・・・・・・・」

博士
「じょ、助手よ一体、どこに隠れたのじゃ?!助けてくれ!ワシは正体不明のエイリアンに襲われておるのじゃ!!」

助手
「・・・・・透けすぎやっちゅーねん」

博士
「うおぉぉぉぉ!助手よぉっ!どこじゃぁぁぁぁぁ!?どこにいるんじゃぁぁぁ??」










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