大阪市住吉区・住之江区の学習塾『創心館』のブログ

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2020.09.08
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カテゴリ: 創心館の日常
小学生の算数の授業では、

毎回授業の最初に「計算100問」を時間を計って解いています。


制限時間は10分、

できるだけ早く、できるだけミスなく、

何分何秒で解けるのか。

そうやって小学生全体で競い合いながら

計算のスピードを速くしています。


小学生は基本的に競争が好きですね。

競争となると俄然やる気がでて、




しかし、そのときに私が繰り返し伝えていることがあります。

それは「他人との競争ではなく、過去の自分との競争だ」ということです。


他人に勝ちたいという強い気持ちが

自分を成長させるということはあります。

いわゆる「切磋琢磨」ですね。


しかし、それが行き過ぎるとまずいです。

勝てないと感じた時、一気にやる気がなくなります。

また、余裕勝ちのときにも集中力が阻害されます。


ですから、人に勝つことを目標にするのではなく、

過去の自分に勝つことを目標にするべきなのです。

過去の自分より速いペースで終えることができれば




毎回毎回成長し続けていれば

それは素晴らしいことです。


全体の中の自分の位置づけではなく、

過去の自分と比較する。


そのことが勉強へのモチベーションを保つ




そんなことを考えながら、

小学生の計算テストでは

「他者比較ではなく過去の自分との比較をせよ」

と口酸っぱく伝えているのです。




文責:安延伸悟





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最終更新日  2020.09.08 22:57:54
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