鷹匠

鷹匠

さらりーまん小話(実話)


さらりーまんの肩書きは会社からもらうものである。がしかし、お客からもらうこともある。
なんでそうなるのか様々な肩書きで呼ばれたり手紙をもらったりする。
名刺を配ってあるはずなのに、めちゃくちゃである。みな何をみて書いているのだろう。

私が老けて見えるせいもあるのかもしれない。ヒラのときから班長、主任、係長、課長、そして部長。
それでいながら自分の立場より上の肩書きで郵便をもらうとうれしい気もする。悲しいサリーマンの性だ。
 そしてとうとうきました。社長である。私はうれしさのあまり同僚に伝えた。その返事は

「俺なんか神様にされたよ」????

なるほど友人の姓は神林だった。神様という宛名で郵便がきているのだ。これ以上の上はないか。

*本内容は実話。日立建機の冊子、日立ティエラにも掲載されました。

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