鷹匠

鷹匠

心の窓


 昨日までは心のままに生きぬ、今日よりは心よ我に従え

私の敬愛する一遍上人の言葉である。上人は鎌倉時代に時宗を起こしている。
死に際しては、自らの骸を獣に与えよと述べている。また著作物をもすべて焼却している。極楽浄土への絶対的な確信が読み取れる。
心というのは簡単な言葉であるが、非常に不可思議なものである。
実態があると言えばあるし、ないといえばないような。
しかし考えるとこれほど実存が確信されるものもない気がする。
我々は心は自分のものであり、自由になると思っている。
しかし、実はとても制御のむずかしいものなのである。

表記の一遍上人の言葉にはとても深いものがある。

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