SHOOTING STAR・・・

SHOOTING STAR・・・/小坂りゆ



ささやかな未来をふたりあの夜に誓った

寄り添っていたふたりは幸せに満ちてた

普通 ( いつも ) の毎日が何よりも満足なんだって思えた

そんな日々は今は遠い昔に感じた・・・



いつだってふたりで何処までも乗り越えてきたから

これからの私もあなたといるはずだったのに・・・



ヒカリのない夜空は

輝きかたを知らない

私の夜空には何が輝いているだろう?

悲しみに流れてく

( ほし ) がひとつ・・・



理解できないままひとりこの夜を過ごした・・・

気付くといつも隣の席を

何故か空けて待ってた・・・

あなたの腕の中で愛されるの当たり前だと思ってた・・・

あの時はこんなことになるとは思いもせずに・・・



突然訪れた

あなたとの距離が広がる

今までの私を連れてってはくれないの?ねぇ?



ヒカリが射す 瞬間 ( とき )

私の夜空にはもう輝きは来ないだろう

悲しみに流れてく

何もかも・・・



きっと・・・

ヒカリの 瞬間 ( とき )

本当にあるとしたら

忘れなれない過去が私の輝きだっただろう

暗闇に流れる星のように・・・



いつだってふたりを

遮るものなんか無かった

これからの私はあなたといるはずだったのに・・・



ヒカリを待つ理由は

“何か”を願いたいだけ

私の夜空には輝きが来るのだろう?

静かに流れる小さな星を・・・

やっと・・・!

ヒカリのない夜空は

輝くことを知った

私の夜空には一筋の流れ星が

悲しみを乗せて

あの人のもとに・・・



切なく流行く

Wish on Shooting Star・・・


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