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2006.08.21
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昨日の高校野球決勝は、延長15回の激闘の末、引き分け再試合となった。
球史に残る息詰まる投手戦で、この名勝負は今日に持ち越された再試合の決着がどうであれ、
皆の記憶に後々まで残るであろうと思われる。

こんな、高校野球が熱い時期だからこそ、お薦めしたい本が1冊。

決勝での引き分け再試合は1969年の第51回大会で松山商(愛媛)と三沢(青森)の
延長18回0-0(再試合は松山商が4-2)以来、37年ぶり2度目。
当時は延長18回制で、2000年春から導入された延長15回打ち切りの適用は
今回が初めて。

決勝戦ではないけれども、過去、延長が18回までだった頃の高校野球での


1編目の「八月のカクテル光線」である。

1979年8月16日の甲子園第4試合、箕島対星陵戦。互いに譲らない試合展開で
延長戦にもつれ込み、18回裏に試合は決まる。
その時の選手、監督、主審、それぞれの立場にいた人物にスポットを当て、
緻密なインタビューをもとに、その試合の流れが目の前によみがえるかのように描いている。

他には、江夏の21球、たった一人のオリンピック、背番号94、ザ・シティ・ボクサー、
ジムジウムのスーパーマン、スローカーブを、もう一球(表題作)、ポール・ヴォルター
の計8編が収録されている。

第8回日本ノンフィクション賞受賞作。

タイトルからもわかる通り、すべてが野球を題材にした話という訳ではないが、どの作品でも
ナンバー創刊号の短編ノンフィクション「江夏の21球」がデビュー作という山際氏の


…というか、実はまだ最後まで自分は読み終えていない。まだ最近読み始めたばかりなのだ。
読み終えてから紹介しようと思ったが、1編目を読んでるだけで「この本はイイ!」と
思えたし、そのタイミングで今日の決勝戦である。ここで紹介せねば、機を逸してしまう。

短編集なので、乗り物の中でも気軽に読める。自分も早く続きが読みたい。

画像:「スローカーブを、もう一球」 (角川文庫) 定価483円(税込)





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最終更新日  2006.08.21 00:18:35
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