スピリチュアルカウンセラー 詩音の日々(2003年11月開設)

スピリチュアルカウンセラー 詩音の日々(2003年11月開設)

PR

カレンダー

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07

プロフィール

詩音(SHION)

詩音(SHION)

お気に入りブログ

まだ登録されていません

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2011.01.09
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
「フィリップ・ヤンシー」というクリスチャンの著書を昨年末に読んで、

とても啓発されたので、この人の本を図書館で何冊か借りて、今、読んでいます。




自分がいかに何も知らず、視野がせまいのか、

それを分からずにきたんだなあと分かってきたり、

過去のこと反省したり、恵まれていることがわかって感謝したりする、

そういうきっかけをいただきました。



人は生まれつきの性格と環境の2つの要因によって創られてゆくと

言われています。



生まれながらの性格や気質というのは世界にただひとつ、



その色合いは、人と比較する機会がなければ、特徴や独自性も分かりません。


そして誰もが、自分がほとんど選ぶことができない環境、

生まれた場所・時代・家庭環境・社会環境や

人との出会いや出来事によって人生体験が限定されています。




これが当たり前、こうあるべき、こう考えるのが普通

というのは、私個人の感覚から生まれたもので、

周囲の人と共有しているわけではない。



当然のことなのですが、

横並びが好きな日本の文化の中で、

基本的に幸せに育ってきたのにとても個性的だった私には、

生きる世界が違う人に対する共感性や想像力が欠けたところがあり






気も強かったので、ポジティブシンキングしさえすれば、

あなたの問題は解決する、その不幸から抜け出せるとか、

こんな風に考えれば問題は解決するはずだと言ったり。

いまでこそ、そんな楽観的で一方的な考えはもっていませんが、

特にカウンセラーになる前はもっていました。





人間には、自分の努力や気力だけではどうしようもないことがある。

いや、そういうことの方が多い。

だから皆、何か頼みになるものや、救いやご利益を与えてくれそうな存在を求める。

と思うようになり、自分の人生観から生まれてくる意見を言うことより、

相手のために祈ることにしました。




なので今は、カウンセリングという特殊な場以外で、

相手から特に意見を求められない時に

家族や友人たちに何かアドバイスしたり、意見を言うことは

あまりないように思います。(そうでもないかな?)



唯一、相手に対して出来ること、してあげられそうなことは、

ただ話しを聞く。ひたすら相手の立場にたって(立とうとして)

相手の話を聞くこと。

相手の言葉に出来ない感情を汲み取り、

同情したり共感したり、一緒に悲しんだり喜んだり時に励ましたりすること。



その時、大切だと思っているのは、相手の話を聞いて自分だったらこうするのに、

こうしたらよいのにと考えが浮かんできたとしても、

自分の考えを押し付けたり、相手を否定したりしないこと。

思いやりといい意味での距離をたもって、

感情的反応に巻き込まれないように注意して一緒にその場にいる。

相手の感情を受け止め、そして最終的にはそれをすべて起こしている神を

「愛の神」だと信じて自分の心の中で委ねること。


それが、少しは相手の役に立ったり慰めになるのかどうか分からないですが、

それしか出来ないと思うことが多いです。





人生は思ったより短いものです。

私もこの世にいられる短い間、

とらえどころのない「神の愛」と呼べるような普遍的な何かをもっともっと体感して

そこから生まれる「愛したい」という欲求を

形にしてゆくことが「生きる」ことなんだと信じて

今日もまた頑張りたいと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011.01.09 14:28:49


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: