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2007年01月04日
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次に、コミュニケーションについて述べていくが、コミュニティー論の実際について、日本とアメリカを対比しておく。

【コミュニティー内の個の差異に関する考察】



日米コミュ差異.gif




同質性・異質性などと書いたが、要は共同幻想の有様でしかない。
自分たちは違う考えの個の集合と思うか、自分たちは同じ考えの個の集合と思うかである。

たとえば、近所にインターナショナルスクールがある。
アメリカ人、ヨーロッパ人、アジア人、アフリカ人などが通っているから、違う考えの人たちの集合と考えることができる。だが、イングリッシュスピーカーという考え方に基づけば、英語を中心とした国際社会・貨幣経済を是認する同じ考え方の人たちの集まりと考えることもできる。
だが、肌の色・目の色が違うので、異質性にとらわれてしまう…。

では、日本人はどうかといえば、神道を奉ずる人、伝統的な仏教徒、クリスチャン、最近生まれた宗教に加わる人など、さまざま。だから、考えることはそれぞれ違っているはずなのだが、肌の色、目の色が同じなので、同質であると考えやすい。



同質性・異質性などと論じているが、その結果として出来上がるのが、ヒエラルキル(階層的)なコミュニティーか、フラット(非階層的)なコミュニティーかということだ。

階層とは序列であり、序列とはオーダーであり、オーダーは秩序である。
ならば、非秩序はアンオーダーであり、非序列であり、非階層となる。


繰り返し論じているが、ヒエラルキルなコミュニティーの典型が封建社会。


封建社会がいいか、戦国時代がいいかの選択は難しいので、あえて問わないが、それを踏まえて理想社会を提出するならば、次のよう。






あるべきは、多様な価値観を基にした階層社会がパラレルに存在し、その価値観の中を個は流動的に存在することができる世の中。

※イメージは、ヨハン・クライフのポジションチェンジのサッカーだ。

*

戦国時代のような、個の生存が他者の死を意味するような世界であってはならない。

一人勝ちになるような戦いの構造をつくらないことは勿論、如何なる勝ちも絶対的な勝利ではなく、多々ある価値観のなかの一つでしかない。そういう価値観の創造をめざせなければならない。

※ゴルフの握りで勝った人が、夜の麻雀大会で負け、麻雀大会で勝った人が寿司屋の勘定を持つ。そういうイメージ…。


なんだがなぁ…。


正月






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Last updated  2007年01月04日 09時13分18秒
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