アンティークな琥珀堂

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義経の生きた時代2



☆ 奥州藤原秀衡と、金売り吉次 ☆

歴史の時間に、疑問に思いませんでしたか?何故、奥州の藤原氏は、あんな栄耀栄華を実現できたのか。
確か、たった3代で滅びた藤原氏は、金色堂を建て、今でもそこにミイラになって眠っているのではなかったっけ。

「先生、なんで、藤原氏は平泉にあんなすごいものを作ったんですか?」
「それは、都に強い憧れがあったからです。」
「ふーん。」

高校生の私の質問も的を射ていなかったが、先生の答えも今、考えると舌足らずだったような気がする。もし、今、私が、質問されたら、こう答えるのに。
「それは、奥州で金がでたからよ。」

そう、義経が生きた時代、最も特筆すべきは、奥州で金が出たことだったと思います。
佐渡の金山より大分前の話です。

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奥州の金は、半端じゃない埋蔵量でした。奥州の雄、藤原秀衡はその金で、都の官位を買おうと、とてつもない贈物をし続けました。

当時、本当の貴族藤原氏は、適当に、官位を与えながら、藤原秀衡を利用し陰で笑っておりました。

そして、今度は、平家が台頭します。秀衡は、お人よしで、今度は、平家に貢ぎます。奥州は、馬の産地だったので、秀衡は、何十頭もの名馬に様々な贈物をくくりつけて、清盛に贈ったわけ。

しかも当時、名馬一頭は、フェラーリくらいの価値があったとか。秀衡は、日本一の大金持ちだったのよ。

その馬を連ねて、都に運ぶ商人がいました。
それが、金売り吉次だった。
金売りとは、砂金ののこと。
吉次は、大河では、妙に得たいのしれないいい人ですが、本来は、ギャングのボスと、マフィアのゴッドファーザーと、xx商事の社長を兼ね、且つ、貿易会社の営業部長みたいだった人。

平家が日宋貿易で利益を得られたのは、吉次のおかげだという説もある。

その彼が、なんで、義経を助けたのか。
これは、興味あります。
そして、また、なぜ、藤原秀衡も義経を助けたのかも。

義経が、かわいそうだったから?
義経が、可愛かったから?
または、義経に惚れたから。
まさかねえ。たとえ、タッキーだったとしてもよ。

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血で血を洗う、平安末期に、そんな理由で一人の男の子をかばい立てしたりするわけがない。そのために、自分の王国が滅びるかもしれないのに。だから、勿論、利用したかったんです。助けて、恩を着せたかったんです。彼らとしてはね。

しかし、何故か、秀衡は蜂起しなかった。
歯がゆくないですか。チャンスは、何度もあった。清盛と義家が戦っている時、自分も参戦してもよかったし、頼朝が蜂起したとき、加勢すると見せて、後ろから討ってもよかった。
しかし、秀衡は、何にもしない。なんで?
秀衡の気持ちは、私には想像がつきません。

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もしかすると、秀衡は、中央から余りに遠くにいたので、中央を過大視していたのかもしれませんね。だから、起てなかったのかも。

本当は、奥州は、独立するなり、朝廷と一戦交えるなり出来るほどの力があったのだの思うのです。貢物で官位を貰うなんて、無駄使いをしないで国力を高めたら。
そうしたら、今頃、平泉が日本の首都になっていたかもしれません。

ただ、これだけは、言える。
秀衡も、金売り吉次も、義経を得た時、こいつをテコにして、中央に出ようと思ったのは、大きな間違いだった。義経は、そんなむずかしい役割ができる子ではないんだもの。
義経に頼るなんて、馬鹿げた話です。

いや、義経ならば、自分達の傀儡になるも易し、と思ったんだけど、その思惑を、あっさり頼朝に見破られてしまったというのが真実かもしれません。

何故、義経が頼朝に疎まれたのか、その最大の理由は、目の上のたんこぶ、奥州藤原氏をやっつける口実だったというのは、うがった見方かしら。

なんだか、今日の日記は、歯切れが悪いなあ。だって、ホントに秀衡の気持ちがわからないんだもの。

それにしても、秀衡も、吉次も、だらしがない。
なんで、もっと早くに行動を起こさなかったの?
金色堂なんて、作ってる場合じゃなかったのよ。

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秋の東北に行きたいなあ。
金色堂も見たいなあ。


☆ もしもあなたが平家の女だったら ☆

このところ、大河ドラマの「義経」を見られません。ニュージーランドは、日本と時差が3時間、10月1日からは4時間になって、「義経」が始まるのが夜11時からなのです。

もう、眠くて起きていられない。
タッキーは好きなんだけど、ドラマそのものは、眠いのを我慢するほど面白いわけではない、っていうのが本音かな。

でも、このところ、平家の最後のシーンが続いていましたよね。クライマックスでした。
もし、あなたが、平家の女だったら、と考えたことはありますか?

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平家の女たちは、微妙な立場にいました。
清盛が一代でのし上がった平家ですから、ピークは、数十年。しかし、あなたは、武士が蔑まれていた時代を知りません。既に、貴族の生活、いえ、それ以上の生活をしているのです。

平家の人々は、みな美しく、洗練されていました。戦うことより、日宋貿易と雅びに生きがいを見つけるようになっていました。楽器を奏で、歌を詠んで暮らしていました。

そこへ、攻め込んだのが、木曾の山猿、義仲。
軽蔑していた野蛮人に都を追われます。
源氏は、土臭く、言葉も粗野でうんざりな上、とにかく暴力的で強い、おそろしい人々でした。
平家の女たちにとって、源氏は、外国人のようなものでしたろう。

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平家は、次第に追い詰められます。もう、そこまで、源氏が来ている。恐ろしい。源氏に捕まったらどんなひどい目にあうであろうか。

木曾義仲も恐ろしかったが、あの義経とやらは、さらに恐ろしい。いきなり現れて、名乗りも上げずに攻めてくる。いくさのマナーは、ゼロなのだ。

源氏に捕まるくらいなら、死んだ方がましというもの。
入水して、御仏の元に生きたい。

そして、あなたは、海に飛び込む。

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しかし、ああ、何ということ。
あなたの黒い、長い、冷たい髪が、波間に漂って沈むことが出来ないのです。その髪を、源氏の武者が、熊手でたぐって引き寄せて。
あなたは、遂に、死ぬことが出来なかった。

息を吹き返したあなたを待っていたものは、源氏の荒武者どもでした。この先は、書けないよ。

死に損なったあなたは、もう2度と、海に入ることができない。生きていくためには、・・・

壇ノ浦には、身をひさぐことしかできなくなった平家の女たちの塚があるそうです。


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時子尼は、髪をおろしていたので、見事に死に果てることができたのですね。御仏の慈悲でしょうか。




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