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こんばんは。三宅佳代です。日経新聞夕刊11月2日の大阪大学副学長 鷲田清一氏のインタビュー記事からこの方は哲学者のようですね。============================================記事から世の中には、答えがひとつしかないものなんてめったにない。あるのは3つ。1 正解が複数ある2 不確定要素があって答えがすぐに見えない3 いくら問うても人間には答えられない哲学とはこうした答えのない問いに対して緻密に考える学問なんです。今の社会はすぐに正解を求める。そうでないと安心できない。でも分からないものには、分からないままにきちんと向き合うことが大切なんです。かつては自分の思い通りにならないものが多くあった。(中略)文明に利器は不可能を可能にし、何でも解決できるという幻想を与えた。「私たちは自由を自分の思い通りにできることと勘違いした。そしてじっくり考え判断する力までなくしてしまった。現代人がみな子どもっぽく見えるのはそのせいかもしれない」(中略)「大人の思考とはわけのわからないものを許容し、すべてわかろうとしないで賢くなること」============================================私自身はわけのわからないものを許容する能力は大人よりも子どもにこそあると思う。すぐに正解を求めるのは、学校における受験勉強の弊害ではないかと思う。先ごろも高等学校の未履修問題がクローズアップされていましたが、試験に出ないものはしなくてよいという発想は、今に始まったことでなく、もうずっと私が学生だったころよりも以前からあったのだと思います。わからないことをわからないままに心にずっと留めておく・・・ということは、子どものころにはよくあることではないでしょうか。子どものころからずっと不思議に思っていて、大人になって、「ああそいういうことだったんだ!」って分かったときはとてもうれしい。でも最近はインターネットで大抵のことはわかってしまう。わかったつもりになってしまう。大人はむろんのこと、子どもたちも心の中に疑問や秘密をためておく場所がなくなっているのではないだろうかと危惧する。何を書こうと思っていたのかだんだんわからなくなってきましたので、今日はここで終わります。
November 29, 2006
こんにちは。和歌山県の社会保険労務士 三宅佳代です。久しぶりの更新です。11月2日の日経新聞(ずいぶん前ですね)の夕刊「ひとスクランブル」にイエローハットの相談役 鍵山秀三郎氏の記事がありました。=============================記事よりあるとき私が「大きな努力で小さな成果を」と話したら、「それは逆でしょう。小さな努力で大きな成果を、ではないですか」といわれたことがあります。でも、決してそうではないと私は思います。大きな努力で小さな成果を求めるのに無理はないが、その逆の生き方には常に危険や不安がつきまとうからです。=============================この言葉、私自身はストンと腹に落ちました。最小限のエネルギーで最大限の効果を狙うというのはかっこいいような気がしていました。「要領がよい」と表現したらいちばんわかりやすいかも。でも、確かに要領のよい生き方には危険や不安がつきまとうのかもしれません。効率重視、成果重視の今の企業社会で、心の病気が多発しているのも、「小さな努力で大きな成果を」求めすぎた結果ではないでしょうか。社会が、無理をしすぎた結果が今の世の中のいろいろな悲しい出来事の原因のひとつではないかと思えます。私自身、もうずっと「最小のエネルギーで最大の効果を出す」ことを常に念頭においてきたのですが、限界を感じていたので、この言葉に出会えてよかったと思います。
November 28, 2006
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