しろいさくらのあめ

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Apr 10, 2009

浅見光彦シリーズ

(1)

テーマ：どんなテレビを見ました？(79944)

カテゴリ：てれび

９時からだったので最初から見れて良かった。

このストーリーは前にＴＢＳで沢村一樹サン主演で放映されたのを
見ていたので、犯人は（いじってなきゃ）コイツだな、と
最初からそういう目で見ていたけど、
意外といえば意外だった。
前のはけっこう胡散臭かったけど、
今回のキャストは現場の刑事にも好評で（作りくさい、と言われればそれまで）
好青年。えーそんなー何でー、ってカンジで見てました。

古書店でかつて自分の持っていた本に出会って
（旧家の所蔵、となると「○○家所蔵」なんて印を押すのかね）
記憶の扉が開き･･･そして思い出し、殺されてしまうなんて悲しすぎる。

例の、胸の中にしまいこんでいた悲しい真実は
友人の母の口から語られていましたね。
前のはお母さんが「陽一郎さん（光彦の兄）にも話していない」と言って
妹の身に起きたであろうことにつながる事実を
光彦に聞かせていましたけど。

好青年、といえば、あの「先生」もそうだったと思う。
けれど実態は友人の悪行を、部屋の隅で止めもしないで震えて見ている小心者。
関係ない、って言ってたけど許しがたいのは変わらない。

真相は闇の中だったろう。
その本を手放すことで過去との決別をはかったようだけど
何か、運命のようなものは、それを許さなかったようだ。

でも旧家の名誉のために母一人の胸にしまわれた事実は
これで明るみに出てしまうのでしょうね。

その被害者は再び傷付けられるように思えてならないです。

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