質量


水素原子の陽子のサイズは10^-25m程度だったと記憶している。
ここに重力によって空間が曲がるという相対性理論を適用してみた。
陽子は通常の物質と違って、密な質量をもっている。
物質のスカスカな質量とは訳が違う。
そこで、これを世界最小のブラックホールのようなものに見立てるとする。
しかし、この大きさのブラックホールであれば、ひきつける力よりも空間を曲げる力のほうが大きくなる…可能性がある。
もしこの仮説が正しければ、重力上に入った物質は熱運動によりランダムに振動し、より広い方向へ粒子は移動する。
確率的なものでも十分だ。ランダムに振動する全ての粒子は中央に到着することなく粒子の外にはじき出される。
(内側に移動する面積):(外側に移動する面積)=1:99という構図が中央付近で考えられるからだ。
この見かけ上の斥力が大きな力の正体である可能性がある。
それは空間の曲率の変化の著しさと力の急速な消失の程度が似ているからだ。

また、同様な考え方によると質量というものは存在し得ない可能性がある。
万有引力のエネルギーを考えた時に、ゼロ距離にある隣の物質のエネルギーが非常に小さくなる。
だから、質量などではないと考えたほうが自然だ。
質量がエネルギーに換算されることから、これは何らかの空間を曲げるエネルギーであるといえよう。
この考え方は重力、大きな力とクーロン力を結び付けうるのではないか、と期待する。



…今更ココに新しいものが増えても誰も気付かないだろうと思いつつ。


                             20070115 03:15

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