流れ…


自分…ちっぽけなものだ。
ちっぽけなものが大きなものを知るためにはどうしたら良いだろう。
むしろ…大きなものの中でちっぽけなものが存在するためにはどうしたら良いだろう。

大きなものに飲み込まれた小さなものは、息も絶え絶えに必至で手を伸ばす。
生きるために…飲み込まれないために…。

ただ、大きなものは容赦なくちっぽけなものを飲み込んでゆく。
ちっぽけなものはなすがままに飲まれていく。
ちっぽけなものは本当にちっぽけで、大きなものに対して為すすべもなく時の流れに流され消えていく。

でも、ちっぽけなものでも、大きなものの支配すると事から飛び立つことが出来る。
力をつけて、大きなものを打ち破ることが出来る。
それが…また、大きな流れ。

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