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ブログの内容を変えようと考えていたら1月も終わりに近づいてきてしまいました。もう、次のコミティアのお知らせです。コミティア83 於:東京ビッグサイト東4ホール2月10日(日)たまぢまん スペース:お32a一応、合同誌『たまぢまん』を作る予定です。今回はみんな4コマ漫画になります。もしよろしければ、おいでください。
2008/01/29
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今年はじめてのお芝居は、シェイクスピア4大悲劇のひとつ「リア王」重かったです…前も、山崎努のリア王を見た事があるのですが、その時はストーリーを追うのに精一杯でした。今回は蜷川演出、平幹二朗のリア王。あらすじを覚えていたけど、細かいところはすっかり忘れてた。リア王と家臣のグロスター伯爵が子に欺かれる親として二重写しになってたり、子供同士の争いはグロスター家のエドガー、エドマンドだけでなく、男を巡ってリアの娘たちもお互い牽制し合っている。シェイクスピアは物語を重ねるのが好きだな~衣装は貴族たちは着膨れして見えるくらいゴージャスな毛皮。毛皮を脱いだあととの違いがはっきりわかるようになっている。登場仕立てののエドガーはインテリでヨン様っぽく、エドマンドの毛皮は亀田みたいに見えた。舞台は能のような松の木の背景にしてあって、そのついたてを動かす事で場面転換。エドガーと目を潰された父グロスター伯爵が手をとるまでの場面も能のよう。ためらい、すりあし、もどかしさに涙がでた。リア王は言っちゃえばわがままじじいなんだけど、国王としての威厳、というか、大きさに感動。カテコの平さんよりずっと大きく見えた。思い悲劇ではあるんだけど、客席には意外と笑いがでた。ボケちゃった老人の笑いとか、気が狂った(ふりをしてる)人の笑いとか。欲にまみれちゃった人への笑いもあったかな。次女夫妻が、グロスター伯爵の目を潰すシーンは夫よりも妻のリーガンが積極的になっていて、怖いけど笑えた。人間の強欲や汚い部分をさらけ出した物語。見入ってしまうけど、見るのに気力体力を消耗しました。リア王
2008/01/27
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