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February 17, 2014
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カテゴリ: 今日の出来事
 村山地方を中心に降った大雪で機能不全となった県内の交通網は16日、山形自動車道の通行止めが解除され、山形新幹線が31時間ぶりに運転を再開するなど、一部で復旧した。一方、東根市と仙台市を結ぶ国道48号は県境付近で雪崩の危険性が高く、開通の見通しは立たない状況だ。

 雪崩による通行止めが16日も続いた山形、宮城県境の国道48号関山峠。午後になって新たに2回にわたって雪崩が発生し、作業は中止を余儀なくされた。現地調査を行った防災科学技術研究所雪氷防災研究センター(雪氷研、新庄市)は、軟らかい雪の上に硬めの雪が積もったことによる「乾雪表層雪崩」との見方を示した。

 除雪作業は午前9時20分ごろに再開された。前日の雪崩で埋まるなどした車8台を掘り起こし、運転者に引き渡したが、午後になって雪崩が発生。村山署のパトカーが埋まるなどした。作業は中止となり、国土交通省は17日以降、雪崩を監視する職員を配置した上で作業を再開する。

 前日に車を置いたまま避難した人のうち16人が、関山除雪ステーション(東根市)に待機し、車が掘り出されるのを待った。作業中止の知らせに、米沢市城西4丁目、会社員井上正俊さん(35)は「もう車を諦めるしかないのか…」と顔を曇らせた。仙台市太白区長町4丁目、会社員大類信一さん(59)は「明日から仕事だが、休むしかない。2泊となると疲れる」と話した。知人の車や電車で帰宅する人もいた。

 一方、雪氷研によると、今回の雪崩は多くが西向きの斜面で発生していた。現場一帯では14日深夜から15日未明にかけて軟らかい雪が降り積もった。その後に降った硬めの雪が、強風の影響を受けにくい西向きの斜面に多く積もり、質の違う雪の層が形成されたという。これが表層雪崩となり、表面から約20センチの層がずれ落ちたとみられる。

物流にも影響
 大雪により山形自動車道や国道48号など隣県を結ぶ道路が通行止めとなったため、日用品など、本県の物流に影響が出た。

 山形自動車道の除雪が完了し通行止めが解除されたのは午後7時半。山形市の山形蔵王インターチェンジで前夜から規制解除を待っていた車の列は、県庁前まで約1キロにわたって続いた。

 読売新聞は配送トラックが販売店に着かなかった影響などで、山形市内の一部で16日の朝刊が配達できなかった。同日付の朝刊は17日付とともに配るという。


 県村山総合支庁は16日、佐々木孝之支庁長を本部長とする豪雪対策本部を設置した。県危機管理課によると、警戒と被害状況の確認を進める一方、17日から除雪や雪崩危険箇所、農林関係の被害対策などについて相談を受け付ける。

降雪は小康状態
 村山や置賜の山沿いを中心に降り続いた雪は16日、峠を越えて小康状態となった。

 山形地方気象台によると、16日午前5時までの24時間降雪量は山形26センチ、米沢と肘折(大蔵)22センチ、尾花沢16センチなど。一方、同日午後6時まででは山形と米沢4センチ、肘折13センチ、尾花沢5センチ、酒田と新庄1センチなど。

 同日午後6時現在の積雪量は山形42センチ、酒田3センチ、新庄126センチ、尾花沢136センチ、米沢84センチ、肘折284センチ、大井沢(西川)243センチ。

捨てる場所に住民困り顔・山形市内
 15日に50センチの積雪となった山形市内。一夜明けた16日、多くの市民が除雪に追われたが、重く大量の雪に作業ははかどらず、一様に疲れた表情を浮かべた。

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Last updated  February 17, 2014 09:06:54 PM
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