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本を読んでいたりするときに息子が話しかけてきます。
自分は本に集中したいので、視線は文字を追いかけています。
でも子供の話も聞かなければいけません。親ですから。
だからしっかり聞いてます。
でも、息子は聞いてくれていると思っていないようです。その証拠に不満げに離れていきます。
「あ、やっちゃった~」と思っても、もう遅いですね。
話しかけてくる息子は、ただ聞いて欲しいのではないんですね。
コミュニケーションを求めているんです。ちゃんと相手をして欲しいんです。
こちらは事情があって顔を上げなかったんですが、彼にとってはそんなことはわかりませんし、第一、一生懸命話しているのに顔も上げてくれなかったことにひどく傷ついたことでしょう。
聞いているかどうかは話している本人にはわかりません。
「聞いているよ」とわかる態度を示すことが大事なんです。
● 顔を向ける/視線を向ける
● うなづく
● あいづちをうつ
そうやって「聞いているよ」という態度を示して初めて、コミュニケーションが成立するんです。
この状態は「聞く」ではなく「聴く」に変わっています。意識を相手に向けて、相手の存在を認めながら言葉を受け止めること。
それが「聴く」という状態です。
好きな人に話しかけたときに相手が目を合わせてくれなかったら、どんな気持ちがしますか?
注文しているのにそっぽ向きながら返事をしているウェイターがいたらどうでしょう?
それぞれに何か都合があってやむを得ずそうしていたとしても、話し手は気分のいいものではありません。
家庭でも、職場でも、公共の場でも、コミュニケーションは欠かせません。
論理的に話すとか、結論から話すとか、話すスキルは声高に言われていますが、まずコミュニケーションに必要なのは 聴く
というスキルなんじゃないかと、私は思います。