June 1, 2006
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カテゴリ: そのほか
西洋音楽を日本で歌う、、
自分だけが歌うのならまだしも、
西洋音楽の歌を教える、、、、
そんな毎日、、。

江戸末期から明治維新にかけての日本ならば、
欧米化は正に時代と直面した現実であったのだろう。
多くの艦隊が日本に迫り、神戸や横浜で開港を、そして開国を迫ってきた時代、
四の五の言っている場合では無かった。
欧米と対峙するために欧米化することは必要なことだっただろう。

欧米の存在、そしてその文化は日本の前に立ちはだかっていて、
誰もが現実として捉えざるを得ない存在であったのだと思う。

欧米列強に常に意識を向け、自国の文化を自ら意識的に排斥し、
特に音楽は一般に西洋音楽のスタイルで演奏され、歌われ、聞かれることが
時間が経つにつれ、いつのまにか普通になってしまった。
欧米的であることがステイタスとなり、
昭和の時代の高度成長期にはその欧米化が更に大衆化し加速してゆく、、。
日本で暮らす日本人の視線での西洋風、欧米風文化、
という日本独自の文化、日本文化が育ってくる、、。
この日本文化の中での欧米化はもはや現実と向き合うことではなく、
現実からかけ離れた幻想や理想、空想の中に有ったのかもしれない、、。

今度は、欧米は遠くにありて、、想うもの、、となっていった、、。

しかし、欧米とその文化は今の時代、かつて無かった程現実的に目の前に近づいてきた。
今の新しい世代の人たちは、前の世代の人たちの幻想の中にある
西洋風、欧米風な日本文化よりも実際に目の前にある、欧米そのもの、
そして欧米に限らず、異文化の持つパワーの方が断然面白いに決まっている!

その中にある文化のパワーの方が断然面白いに決まっている!

こんな時代に、、、

バロックやルネサンス音楽で、オーセンティックな音楽を求めようとする自分。
様々な形で音楽を楽しむ日本のコミュニティの人たちにその場を託され生かされている自分。

これこそが、今の私です。





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Last updated  June 2, 2006 01:48:05 AM
コメント(4) | コメントを書く


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興味深いテーマですね  
hatao さん
日本で異国の音楽をする音楽家にとっては、とても
興味深いテーマです。

ちょっと違う話かもしれませんが、今なんとなく
思いついたことなのですが、音楽にはユニバーサル
な側面とローカルな側面が共存しているのではない
でしょうか。

クラシックはユニバーサルな音楽のように見えます
が、実はとてもローカルでもあります。
アイリッシュはもともととてもローカルなものです
がだんだんとユニバーサルになってきています。

ユニバーサルな音楽をするのに、特に理由は必要
ないと思いますが、同時にローカル性や正しさを
を追求する姿勢も重要だと思います。
この理由を2つ使い分けるのはずるいかな?

また、スコッチが必要みたいです。 (June 2, 2006 01:39:29 PM)

Re:興味深いテーマですね(06/01)  
doublejig  さん
hataoさん

書き込みありがとう。
僕も以前からこんな方法で思っていました。
クラシック音楽は「民族音楽」。
そして、アイリッシュなど「トラッド」と呼ばれる音楽は「民俗音楽」。
発音が同じなだけに、一般的な意識もごちゃごちゃになってしまっています。
音楽に臨むとき、まずは民族の壁を見極め扉を開け、民族を意識せず越えて演奏できることを目指し、そして自分の足下に降りて来て、、、立つ。
そんな感じかな、と思っています。

hataoくんのブルターニュ風「あんたがたどこさ」最高でしたよ!見事に僕の中の旋法の枠をはずしてくれました!ありがとう。

(June 2, 2006 02:57:19 PM)

Re[1]:興味深いテーマですね(06/01)  
doublejig  さん
ごめんなさい、、
ブルゴーニュ、、でしたよね、、。m(__)m (June 2, 2006 04:11:43 PM)

Re[2]:興味深いテーマですね(06/01)  
hatao さん
いいえ、ブルターニュで合ってます^_^
ガレットとシードルのおいしい地域ですよ。 (June 6, 2006 09:14:51 AM)

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