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本について



私が読んだ本で、使えそうなもの、またはお奨めなもの、内容を覚えておきたいものなどを 書いて行ってみようかなと思っています。





「頭」のいい勉強術

和田秀樹著 三笠書房 1400円 図書館で借りました。

東京大学医学部卒業後、同大学付属病院精神神経科助手、米国カール、メニンガー精神医学工国際フェローを経て精神科医になった方です。

元々頭の良い方なんジャンかー!と思いつつ読んでましたけど、色々試験に受かるテクニックや、本の選び方、勉強の仕方など役に立つ情報は満載だと思います。

内容は大きく3つに分かれていて、一つ目は30歳以降、どうやったら頭の良い生き方が出来るかという事について述べています。
ここで著者は、医学的に30以降は記憶力が落ちるというのは間違いで、記憶力が鈍ったような気がするのは、普段その記憶を使っていないか、もしくは年齢と共に持っている記憶が多すぎて新しい記憶として脳に入り込みにくいという状態であると書いています。2時間かけて記憶するよりは 1時間を2回という風にして記憶していくこと。記憶とは復習が大切ということ。それからそれは、勉強、もしくは記憶してから9時間以内(睡眠時間以外)に復習をすること。その後1ヶ月以内に1,2度復習すること。学んだことを実行すること、使うことにより記憶は伸びるということです。

二つ目は、本や参考書の選び方。
ここでは、態々読んだ本を書き写す行為は馬鹿げている、どんどん線を引きなさいとありましたが、私の場合これ、図書館の本で、また読み返す事が出来ないのであえてここに書いて見ました。私も実は本には線を引きまくりますし、本のカバーやケースはどんどんはがしてしまう人なので、ほとんど斜め読みでした。

三つ目は、試験勉強術です。
試験には過去問題集が必須。高原現象(スランプ)は誰にでもあること。その克服の仕方。食事方法。睡眠方法。集中力を上げるのは、自分の実力よりもチョット高めのことを学ぶこと。自分が勉強していることをなるべく他人に自慢すること。

30歳代以降の方や、アメリカで勉強しようと思っている人には大変参考になる本だと思います。出来れば1冊買って手元に置いてその時々に読み返したい本です。

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たくさん失敗した人ほどうまくいく

リチャード ファーソン Richerd Farson
シカゴ大学にて心理学博士号を取得。ウエスタン行動科学研究所の設立にかかわり、長く所長を務める。海軍士官、大学教授、調査顧問、コンサルタントなどをへて、ハーバード無事ネススクール人間関係学部フェロー、カリフォルニア州ラホヤ在住。

ラルフ キース Ralph Keyes
ウエスタン行動科学研究所フェロー。多数のベストセラー著書がある。オハイオ州イエロースプリングス在住。

WHOEVER MAKES THE MOST MISTAKES WINS
たくさん失敗した人ほどうまくいく
角川書店  1400円

そもそもあなたが思う成功と失敗とは何ですか?あなたがたとえ失業しても、大病を患っても、離婚しても、それは人生の終わりではありません。失敗は成功につながり、成功は失敗につながるもの。まるでコインの裏とおもて、絡み合った糸のように。。つまり大切なのは、あなたが見方を帰ること。そのための逆転発想法を身に着けることが必要です。この本を読み終わった頃、あなたには世界がまったく血が手見えることでしょう。

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本当に逆転の発想です。思いも付かなかったところからの視点で成功と失敗について書かれています。2002年に出た(アメリカ国内では)本らしいので、いろんな会社の名前や人物が出てきますが、どれも新しく それがまた親近感を与えてくれると思います。

成功と失敗は、競争社会から成り立つものではないこと、割とビジネス的な内容が濃いですが、私のようにビジネスとは縁の無い人でも、その考え方、これからの時代にあった生き方などを考えさせられるとても素晴らしい本だと思います。

成功がいつも勝ち組とか言われるわけではないこと。実は失敗こそが勝ち組なのかも知れないこと、成功しか見えない、そして受け付けない古い体質を考えさせられました。お奨めです。



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