ブレーキ





【はじめに】
この「自転車外付けディスクブレーキ」の対象となる自転車は、一般に普及している自転車を対象とする。現状、一般的に普及している自転車のブレーキングシステムの多く(特に前輪)は、リムをシューで押さえ込む事による制動が殆どであり、制動する為の機構は制動する方向への向きと対する位置へ、制動する直前の部分までメカニカルに据えられていて、「しなり」が生じている。ワイヤリングによる伝達も手助けするこれは、結果として「遊び」となり、操る人間の脳に記憶される。自転車においての制動へのインターバルは、機械式も手伝ってではあるが、ほんの数センチ程度のささいなものかも知れない、が、しかし、それでもよりキッチリしたタッチを望むユーザーにとっては不満の残るところではある。よって、ここにお買い物用途自転車の、高性能なディスクブレーキを定義する。

【図解】
具体的には
"ここ"

を参照願いたい。

【構成の概要】
後付けの油圧動作とする。キャリパーをはじめ、各パーツの構成はオートバイの油圧ブレーキシステムと基本構成は変わらず、それを小振りにしたものとする。ただし、ダイレクトな操作感を得る為に、ホースは金属メッシュとする。キャリパーは対向押しとする。ディスクはフローティングとする。(ホースがゴムだと圧力分散される、ピストン片押しだとディスクが歪む、ディスク板がリジットだと対向ピストンの制動力が偏る。いかに自転車用外付けディスクブレーキであろうとも、よりよい制動感を得る為には大切な事である)

【構成の詳細】
マスターシリンダー:おそらく100kgに満たないであろう重量を制動させるのが目的の為、マスターシリンダーの容積は10ccほどあればよい。廉価版として展開するのであれば、オイル封入式も可である。作りを小さくする事で、クイックな操作に繋がる。

ホース:マスターシリンダーからの圧力を極力逃がさないため、金属メッシュで覆われた形式の柔軟な物とする。

キャリパー:対向1ポットとする。片押しはディスクが歪むので不可である。キャリパーはフロントフォークに専用パーツで固定する。

ディスクローター:ハブを通すステーの形状が長くなる。延長したその先にローターが付く形となる。ローターの換装が行えるよう、分割できる構造である事。ローターが簡単に曲がらないような厚みを持たせる事が必要であるが、外部からの接触を直接受けないよう、ガードするカバーも必要である。ローターは寿命を考え、スリットおよびホールなどの加工がないものとする。

ブレーキパッド:耐久性より制動性にすぐれた材質で、キャリパーに合わせて開発する。

【換装へのメリット】
・遊びのない、しっかりした制動を得る事による安心感
・意外性(ママチャリにディスクブレーキですか、みたいな、、)

【そのデメリット】
・費用がかかる


2005年12月18日 初版

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