sweet better~エレメンツ

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シビラの悪戯



短館上映のヨーロッパ作品。
お話は第二時大戦のころ。ヨーロッパのどこか(わかんないすいません)

片田舎に14歳の聡明で早熟、扱いにくい美少女シビラがやってくる。

彼女は41歳の男に恋をし、その男の息子は彼女に恋をする。

その少年の視点を中心に展開される 夏のシビラのいた季節。

男を情熱的に愛しその思いを伝えようとするシビラ。

子供は帰りなさいと相手にせず他の女との情事にふける男。

「彼は渡さない…こんなに愛しているのよ」

実年齢は少女だけど大人の視線、だけどまだ透明なシビラ

自分を受け入れてくれない(彼も、そして大人たちも)

周りにいらつき、同い年の少年(男の息子)と戯れる…


田舎の夏の感じがよく出ている作品。よくあるロリータ風美少女とは

違うモジャモジャ頭にものすごいハスキー・ヴォイス、

痛々しいくらいの小枝のような姿のシビラ。

美少女を扱う映画にありがちの妖しさはあまりなく
(その代わり違う妖しさはあると思うんだけど それはシビラの魅力なのかな)

聡明で大人と子供が存在するシビラの情熱が描かれてる。

といってもけっこうシンプルな作りで。

最後にシビラはいなくなるんだけど「こんな終わりなのかなー」

って感じで、なんかふーん、という感想でした。

時間も短いしちょっと物足りない感じでしたね。

あと少年役の男の子がとってもきれいな顔をしていました
(坊主頭だけど。そういうのって余計顔の作りが際立つからさ)

宣伝ポスターがエロいんだけどでも素敵。

(シビラの裸体?にチョウチョのモチーフがついてる)

こういうのもあるんだな~って感じを見たい方は是非。


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